金瓶梅 上巻 作品情報

きんぺいばいじょうかん

宗の時代。薬を商う大富豪の家に生まれた西門慶(ラム・ワイキン)は、幼い頃から何不自由なく暮らし、物心ついた頃には父・西門達(チョイ・シウキョン)の秘密の部屋に忍び込み、沢山の色道指南書や春画などを盗み見ては、性への淡い興味をそそられていた。西門達はまともに働きもせず常に複数の愛人をはべらせており、閨房術、つまりは性技を極め、鍛え、研究することに余念がなかった。西門慶は、死期の迫った病気がちの母(森川由衣)が最後の快感を求めて父と交わる姿を覗き見したことをきっかけに、本格的に性に目覚める。やがて青年に成長した西門慶の屋敷に魅力的な家庭教師、紫煙(上原カエラ)がやって来た。西門慶は紫煙への想いを募らせ、遂に初体験を済ませる。その後も毎日のように愛し合ったが、ある日、紫煙は置手紙を残して姿を消す。そこには、彼女が西門慶の性の指南役として西門達に雇われた高級娼婦だと綴られていた。傷つきながらも成長した西門慶は、自分が全身全霊をかけて愛し、悦ばせたいと思う女性を探すため旅に出る。途中、疲労と悪天候で倒れたところを尼僧・明月(若菜ひかる)に助けられ、西門慶は手厚い看病を受ける。体力を回復した西門慶は再び旅に出ようとするが、彼を愛してしまった明月が彼のあとを追い、二人は結ばれる。西門慶は彼女を屋敷に連れ帰り、妻とするのだった。息子が美しい嫁を娶ったことを見届けた西門達は帰らぬ人となり、西門慶は莫大な遺産を相続、さらに快楽の追及を続ける。ある日、彼は娼館で下働きをする纏足の少女・潘金蓮(早川瀬里奈)に魅かれ、彼女を身請けすると約束する。だが、娼館を経営する雁夫人(森川由衣)との性技対決に没頭してしまい、潘金蓮を身請けに行くと既に彼女は他の男の物となっていた。数年後、西門慶は街で偶然、人妻となった潘金蓮と再会、運命を感じた西門慶は潘金蓮の夫・武大郎(ン・チーホン)の目を盗んで彼女を寝取ると、潘金蓮に夫を毒殺させて自らの妾にしてしまう。やがて、西門慶にとってのもう一人の運命の女、ホウ春海(ウィニー・リョン)が現れる……。

「金瓶梅 上巻」の解説

中国四大奇書のひとつ「金瓶梅」を『スー・チーのSEX&禅』のチン・マンケイ監督が映画化。欲望のままに女淫の限りを尽くす男の姿を描く。出演はOV『秘書課ドロップ ~秘密の花園、第二秘書課~』の若菜ひかる、OV『おっぱい家政婦 ボクだけに抱かれて…』の早川瀬里奈、「ベルベット・レイン」のチョイ・シウキョンなど。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2010年2月13日
キャスト 監督チン・マンケイ
出演若菜ひかる 上原カエラ 早川瀬里奈 森川由衣 ウィニー・リョン ラム・ワイキン サミュエル・リョン タム・グォンツォン チョイ・シウキョン ン・チーホン
配給 トルネード・フィルム=マクザム(提供 マクザム)
制作国 香港(2008)
年齢制限 R-18
上映時間 93分
公式サイト http://www.kinpeibai.jp/

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最終更新日:2022-07-26 11:03:33

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