ブルー・ゴールド 狙われた水の真実 作品情報

ぶるーごーるどねらわれたみずのしんじつ

人口増加によって、今後の世界の水資源は足りなくなると考えられている。20世紀を“石油戦争”の時代とするなら、21世紀は“水戦争”の時代になると言うことができる。「地球に落ちてきた男」続編のSF映画を制作するため、プロデューサーのサイ・リトビノフと企画を練っていた監督サム・ボッゾは、モード・バーロウとトニー・クラークによる著書『「水」戦争の世紀』を読み、今地球で起きている水の問題を映画にするべきだと思い立った。ある水企業は、開発途上国に水道事業の民営化を迫っている。一方ウォールストリートでは、淡水化技術と水の輸出計画への投資に狙いをつけている。また政治家のなかには、水の利権を自分の利潤や政治的利益に利用している者もいる。ボトル・ウォーター・ビジネスで世界中から利益を上げるシステムを構築した企業は、人類の財産であるはずの水資源を独占しようとする。そして軍の管理による水資源の発掘が、世界規模の“水戦争”の舞台になりつつある。それに対し、人々も水に対する人権の戦いを繰り広げている。アメリカでは、市民が清涼飲料水メーカーを訴え、裁判を起こした。また、国連に対し水憲章の採択を迫る運動や、水道が民営化されたボリビアで起こった抗議運動などの姿も追う。

「ブルー・ゴールド 狙われた水の真実」の解説

世界規模で繰り広げられている“水戦争”の実態を描くドキュメンタリー。水で利益を得ようとする企業や、それに対する人々の運動の姿をとらえる。監督は、脚本家のサム・ボッゾ。エグゼクティヴ・プロデューサーは、「時計じかけのオレンジ」俳優のマーク・アクバー、「地球に落ちてきた男」製作のサイ・リトビノフ。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2010年1月16日
キャスト 監督サム・ボッゾ
出演モード・バーロウ トニー・クラーク ヴァンダナ・シヴァ ミハル・クラフチーク ウェノナ・ホータ ダニエル・ミッテラン オスカー・オリベラ
配給 アップリンク
制作国 アメリカ(2008)
上映時間 90分
公式サイト http://www.uplink.co.jp/bluegold/

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最終更新日:2022-10-18 19:03:49

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