ボーイズ・オン・ザ・ラン 作品情報
ぼーいずおんざらん
田西敏行(峯田和伸)は、弱小玩具メーカー・斎田産業で働く29歳のサラリーマン。ガチャガチャの激戦区秋葉原を担当するが、売り場を縮小され続け、20代最後の誕生日に行ったテレクラでは、とんでもない女に引っかかる情けない始末。そんな彼は、同僚のちはる(黒川芽以)に恋をしていた。何とか彼女とメールアドレスは交換できたものの、どうアタックしてよいか分からない田西は、営業先で知り合ったライバルメーカー・マンモス社の青山(松田龍平)に恋の相談を持ちかける。青山は田西のフリをしてちはるにメールを送り、その甲斐あって二人は少しずつ距離を縮めていく。ところがある日、田西と隣人のソープ嬢・しほ(YOU)との危うい現場をちはるに目撃され、一瞬にして田西はちはるから軽蔑されてしまう。田西はちはるへの想いを断ち切ることができず、悶々とする毎日を送っていた……。そんな中、田西は仕事帰りに立寄ったアダルトショップで、ちはると青山のデートを目撃する。田西の恋を応援していたはずの青山は、実は最初からちはるを狙っていて、しかもちはるは新商品の企画を青山に渡してしまい、退社を余儀なくさせられていた。愕然とする田西は、さらにちはるから青山の子供を妊娠した上に捨てられたことを打ち明けられる。「必ずぶん殴りに伺いますから」と青山に啖呵を切る田西であったが、今までケンカなどしたこともない。付け焼刃ながら、ナマッた身体を作り直し、青山との決着を付けるために特訓の日々が始まった。最初はバカにしていた社員たちも、田西の一途な想いと熱意に応援するようになっていく。田西は、酔いどれの上司・鈴木さん(小林薫)からボクシングを教わり、唯一の切り札“サラリーマンアッパー”を伝授される。そして遂にマンモス社に殴り込む日がやってきた。会社も周りも巻き込んで、男・田西の一世一代をかけた戦いが幕を開ける……。
「ボーイズ・オン・ザ・ラン」の解説
走って、こけて、また走る、どこまでもまっすぐで不器用な青年の姿を描いた花沢健吾原作の同名コミックを映画化した青春ドラマ。監督・脚本は、劇団“ポツドール”の主宰・脚本・演出を務める三浦大輔。出演は「色即ぜねれいしょん」の峯田和伸、「ネコナデ」の黒川芽以、「歩いても 歩いても」のYOU、「蟹工船」の松田龍平、「カムイ外伝」の小林薫など。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2010年1月30日 |
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キャスト |
監督:三浦大輔
原作:花沢健吾 出演:峯田和伸 黒川芽以 YOU 松田龍平 小林薫 リリー・フランキー でんでん 渋川清彦 尾上寛之 米村亮太朗 大谷英子 遠藤雄弥 岩松了 古澤裕介 青木和代 小梅 岡村多加江 土井よしお マキタスポーツ 新海百合子 江本純子 山本裕子 田中聡元 |
配給 | ファントム・フィルム |
制作国 | 日本(2009) |
年齢制限 | R-15 |
上映時間 | 114分 |
公式サイト | http://www.botr.jp/ |
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ユーザーレビュー
総合評価:1.5点★☆☆☆☆、2件の投稿があります。
P.N.「がっちゃん」さんからの投稿
- 評価
- ★☆☆☆☆
- 投稿日
- 2010-03-08
何も残らない映画だった。ただ主人公のだらしなさが目立った。薄っぺらい人生を送っている青年の話。