倫敦から来た男 作品情報
ろんどんからきたおとこ
鉄道員のマロワン(ミロスラヴ・クロボット)は海のそばで働き、代わり映えのない静かな日々をすごしている。彼は毎晩、ガラスの檻のようなコントロール・ルームから、港と駅を見下ろしていた。ある晩、いつものようにコントロール・ルームから外を見ていたマロワンは、ロンドンから来たブラウン(ヤノーシュ・デルジ)が人を殺す現場を目撃してしまう。殺された男は、カバンを海に落とす。マロワンは、そのカバンを海から拾い上げた。カバンには、大量の札束が入っていた。マロワンは濡れたお札をストーブで1枚ずつ乾かし、またカバンに戻す。マロワンはそれを警察に届けたり、同僚や家族に連絡することはしなかった。翌朝、マロワンは仕事を終えると、ホテルにある馴染みのカフェに寄る。そして、裏路地を通って家に帰る。食事をとり、妻(ティルダ・スウィントン)と言葉を交わすと、マロワンは寝室のベッドに入る。マロワンはいつものように眠りにつくが、単調な日々は終わりを告げ、彼の運命は大きく変わろうとしていた。
「倫敦から来た男」の解説
ジョルジュ・シムノンの同題小説を映画化。犯罪に巻き込まれる平凡な男の運命を描くノワール・サスペンス。監督は、「ヴェルクマイスター・ハーモニー」のタル・ベーラ。出演は、舞台俳優のミロスラヴ・クロボット、「フィクサー」のティルダ・スウィントン。第60回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2009年12月12日 |
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キャスト |
監督:タル・ベーラ
出演:ミロスラヴ・クロボット ティルダ・スウィントン ボーク・エリカ デルジ・ヤーノシュ レーナールト・イシュトヴァーン |
配給 | ビターズ・エンド |
制作国 | ハンガリー ドイツ フランス(2007) |
上映時間 | 138分 |
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