ファッションが教えてくれること 作品情報
ふぁっしょんがおしえてくれること
。2007年アメリカ版ヴォーグ9月号、締め切り5ヶ月前。一年で最も重要な号の準備に編集部は混乱していた。編集部員の一人は、カラー・ブロッキングがテーマのページのために用意した服が、アナによってほとんど却下され泣き言を言っている。クリエイティブ・ディレクターのグレイス・コディントンはそんな彼を慰める。ニューヨーク・ロングアイランドのアナの別荘。アナが娘のビー・ジェイファーと話している。ビーは大学に通い法律を学ぶ予定だという。母親を尊敬はするが自分は“ファッションが命”な人間ではないと語る娘をアナは複雑なまなざしで見つめる……。締め切り6週間前。アナによるランスルー(服の確認)を通過し、撮影を終えたページから次々とレイアウト・ボードに貼られていく。アナはその一枚一枚を見て、採用・不採用を感性で即決。自分の担当ページが、数枚ボツになりため息をつくグレイス。イタリア・ローマ、シエナ・ミラー撮影の日。担当編集者のトニは慌てていた。シエナのウィッグが、カメラマンのマリオ・テスティーノの意向で変更になったのだ。結局、予定していたコロッセオでの撮影を諦め、なんとか撮影を終える。締め切り1週間前。編集部に届いたマリオの写真をアナがチェックする。「写真が少なすぎる。どれも表紙に向かない」。アナはマリオを編集部へ呼び出し、表紙は2枚の写真を合成することで解決する。こうして無事、9月号は締め切りを迎えた。グレイスが最終決定となったレイアウト・ボードを見つめている。自分が担当したページのほとんどが採用された。アナは一旦却下したものの、全体のバランスをみて再度組み込んだのだ。だが、すぐにボードの写真が全て取り払われ、休む間もなく次の号の準備が始まった……。
「ファッションが教えてくれること」の解説
アメリカ版ヴォーグ誌の編集長アナ・ウィンターと、彼女のもとで働くスタッフの姿を追ったドキュメンタリー。製作・監督は「クリントンを大統領にした男」のR.J.カトラー
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2009年11月7日 |
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キャスト |
監督:R.J.カトラー
出演:アナ・ウィンター グレイス・コディントン アントレ・L・タリー シエナ・ミラー タクーン・パニクガル カール・ラガーフェルド ジャン=ポール・ゴルチェ オスカー・デ・ラ・レンタ ヴェラ・ウィン マリオ・テスティーノ |
配給 | クロックワークス |
制作国 | アメリカ(2009) |
上映時間 | 90分 |
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