P.N.「ゆの」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2020-10-15
暗い映画ですが、少年の犯罪についてなど考えさせられる事が多く、寺尾聡さん、竹野内豊さんなど役者さん方の演技も素晴らしくて良かったです。
やはり東野圭吾さん原作の作品は良いなあと思いました。
さまようやいば
総合評価3.42点、「さまよう刃(2009)」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
暗い映画ですが、少年の犯罪についてなど考えさせられる事が多く、寺尾聡さん、竹野内豊さんなど役者さん方の演技も素晴らしくて良かったです。
やはり東野圭吾さん原作の作品は良いなあと思いました。
原作を読んでいました。思ったより淡々としたかんじがしました。しかし、それはそれで良いと思います。キャスティングは、良かったと思います。ただ、やはり脚本が気になります。銃の件、刑事二人の真実は、原作通りの方が良かったのではないでしょうか。特に後者は更に衝撃的な話です。尺的にも長くなるとも思えません。父の衝撃を受けるシーンがきっちり描かれ、観ている者の心を揺さぶったのに、もったいないと思いました。
この脚本は酷い。
映画にそれほどリアリティーは求めませんが、今時ペンションのロビーで猟銃の手入れは絶対しない。あれれ?と思った通り、その後の展開もラストに向けて都合よく進むけど不自然で空虚。
ドラマになった同作者の作品では感じなかった薄さ。賛否両論ある内容を扇情するのは予告編だけで本編には生命がない。原作はまだ読んでいないが、読者は呆れるかも。作品を進行する最低限のリアリティーもなく、時間が気になったのは自分だけでなく両隣前後も体勢を変えてばかり。描ききれていない答えの出ない難しいテーマに集中も出来ず寺尾聰氏の熱演にも共感出来ず、原作を読もうと思ったあまりにも薄い映画だった。残念。
これはダメでしょう。竹野内豊もミスキャスト。見た目の割りに警察の飯、何年食ってんだって位に青臭い。脚本も酷い。携帯の扱いもデタラメ。一々白ける。少年犯罪や少年法のへのアプローチも紋切り型。思考停止の見本。武田鉄矢と森山未来の出演作品NHKドラマ「リミット」の方が数段上。まあNHKもハゲタカの映画化は散々でしたけど。
酷い作品だと思います。原作とは違い‘さまよう刃’が全く表現されておらず、一刑事の単なる苦悩になっています。
少年法に問題があり、仇討ちも許されないなんて事は皆わかっています。わかっていても何もせずにはいられない遺族の苦しみこそを本題にして欲しかったです。
原作も俳優の演技も良かったので残念です。
考えさせる映画ですね。たしかに一般的には娘のことを想う父親は凄まじいほどの愛情をもっています。犯罪をおかした少年をまもる法律はどうあるべきか。警察の任務は市民をまもるのか法律にあわせるのが仕事なのか。あるであろうこと、解決の難しい社会問題をどうしたらいいのかなと。この映画は社会に問題を投げ掛ける作品、自分の見識を問う映画です。アピール性ありの映画大好きなので星5つとさせていただきました。
寺尾聰さんのセリフが過度に少なかった…しかし少ないからこそ1人娘を亡くした長峰の思いを名演技で伝えていたと思えます。しかしその名演技に対し回りの設定が手抜きな感じな為、イマイチかもしれません…最後の名台詞名シーンのみに涙です。社会勉強や今の日本の少年犯罪・司法制度について考えるにはかなり良いと思いますm(_ _)m
賛否両論のレビューを読み百聞一見に如かずと行きました。邦画には踊る大捜査線で幻滅していて映画館に足を運ぶ事はなかったのですが、久々納得いく作品に出会えました。不幸にして被害者や加害者になったり、けれど選択するのは自分自身でやっぱり納得行く為に自分で決めるしかない。事の善悪だって人間が100%で無い様に誰も決められない。色々考えさせられる映画でした。原作・監督・俳優、感無量です。
2時間という限られた中で素晴らしくまとまっていたと思う。
考えさせられる作品でした。
映画が終わったとたん、深く、やりきれない思いでいっぱいになりました。
でも、これが現実。だと思うくらいやりきれなかった。
小説を読んだすぐあとでしたが、映画には違った解釈があり、それに対し小説とは違うと共感と悲感がありました。
小説・映画共に良い・悪いのものさしでは測れない作品だとおもいます。
よって、星なしとさせていただきました。
原作読まずに行きました。読んでからだと裏切られる事が結構あるし。難しい題材ですよね。只、映画のケースなら少年達よりも復讐に走る寺尾父に想いが移行してしまいます。それも正しくはないのですが。日本の法律上では一生解決出来ない問題だと思います。
このレビューってDVD鑑賞も書き込むのですか?劇場とDVDは異なるものだと常々感じますけど。
私はどうしても長峰に感情移入してしまった。最後は悲しすぎます。織部刑事の苦悩、真野刑事の冷静な判断、いろんな立場の人の気持ちにすごく考えさせられました。
私も原作を読んでから、映画を観ました。原作があまりにも、衝撃的で、本当に読みながら、考えてしまう程でした(..)原作は最高です!!
映画は、余りにも、あっさりした内容で、ちょっと がっかりしました!! でも、寺尾 聰さんの演技は素晴らしかったですよ(^-^)竹野内 豊さんも良かった!!
二時間では、やはり無理なのかな?って思いました。
東野作品のファン&キャスティングに引かれて、是が非でも、と見に行きました。原作に手を入れた分、原作の面白みが欠けていたよーに感じました。まぁ、二時間にまとめるにはムリがあるかも。
最近観た日本映画の中で最高傑作だと思います。他の方も書かれていますが変に美化されずありのままの人間模様そしてもし自分が同じ出来事に遭遇したら自分は、どう行動するか考えさせられました。
原作を読んだことがある人にとってはビミョーかも☆
事件の惨たらしさや少年法の在り方など本当はすごく考えさせられる作品なのに、それを上手く表現できていなかった気がします。
期待していただけに残念です。
原作を読んでから
映画を観ました。
映画では原作をさらりとまとめてました。もう少し長くなっても 父親の葛藤やペンションの親子とのふれあいも欲しいところ。少年法で守られた未成年、しかし今のままでいいのかと思いますね…。
まず一言…衝撃でした。私は18才で未成年なので、同じ世代の罪について深く考えさせられました。被害者の家族側としての絶望的な感情や犯人への憎しみ。数々の想いに終始鳥肌や手汗が止まらなかったです。そしてなんといっても寺尾さんの演技の迫力に圧倒されました。私の中で今年1番の衝撃的に残る映画でした。いろんな世代に観てほしいと思いました。
試写会に行きました。
余りにも突然、愛おしい者を奪われた親の、深い悲しみと怒り。
誰に感情移入しても、悩み 考えさせられる重苦しい話で、とても複雑な気持ちで観ました。
自分なら、どんな結論を出すのか…とても難しい映画だと思う。