Under the Sun 作品情報
あんだーざさん
オーストラリア東海岸に存在する二つのサーフ・タウン、ゴールドコーストとバイロンベイ。隣り合う場所ながら、この二ヶ所は対照的なサーフ・カルチャーを生み出してきた。オーストラリア最大の観光地ゴールドコースト。何十キロにも渡る海岸線が広がり、人気のサーフ・ポイントがいくつも存在する。街には高級ホテルや高層ビル、大型サーフショップが建ち並ぶ。華やかな大会が行なわれ、世界中から集まったトップサーファーがパフォーマンスを披露。ゴールドコーストでのサーフィンはビジネスだ。一方、ゴールドコーストと隣り合うバイロンベイは環境保護に熱心だ。人口5千人ほどの小さな町はヒッピーの聖地であり、フリーサーフィンを生み出した自由で独特な空気が漂う。ビーチには何マイルもの未踏の波があり、ゴールドコーストのように波を奪い合うサーファーの姿は見られない。バイロンベイのサーファーにとって、波乗りは日々の儀式であり、宗教である。全く正反対のカルチャーを持つゴールドコーストとバイロンベイ。近年どちらも人口が増加し、それに伴い巨額の富も集まってきた。巨大化したサーフィン産業が美しい波とカリスマ化したプロサーファーを売り込む一方、混雑を極める海岸線では汚染が進む。サーフィンが海を汚染するという現実。今一番大事なことは何なのか……?
「Under the Sun」の解説
オーストラリア東海岸に存在する二つのサーフ・タウン、ゴールドコーストとバイロンベイ。二つの場所の対照的な文化を通して、巨大産業化したサーフィンの二面性とそのあり方について問題提起したドキュメンタリー。監督は新進気鋭のアーティスト、サイラス・サットン。美しい映像と個性的なアニメーションを駆使した映像にも注目。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2009年5月23日 |
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キャスト |
監督:サイラス・サットン
出演:ラビット・バーソロミュー ナット・ヤング デイヴ・ラストビッチ |
制作国 | アメリカ(2008) |
上映時間 | 76分 |
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