P.N.「ゆ」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2021-03-31
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
罪を被っても文字が書けないことを知られたくなかったハンナ
命は自分のためのもの
ハンナの感情を尊重して、彼女の秘密を明かさないマイケルに愛を感じました
法廷で捌けるのは行動のみ
社会を支配するのは法かもしれないけど、ひとは社会のためには生きていない
あいをよむひと
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罪を被っても文字が書けないことを知られたくなかったハンナ
命は自分のためのもの
ハンナの感情を尊重して、彼女の秘密を明かさないマイケルに愛を感じました
法廷で捌けるのは行動のみ
社会を支配するのは法かもしれないけど、ひとは社会のためには生きていない
ハンナの「あなたならどうしましたか?」という台詞が胸に突き刺さりました。貧しくてただ生きていくために大きな罪に手を貸してしまった人。他人の命など考える余裕もなくなった人。たくさんいたんだろうなと思うとゾッとしました。
難しい話だなと思いました。忘れたい過去 変えられない事実 忘れたくない過去 忘れてはいけない事実
人間の心の弱さ 醜さ 強さ 優しさ 切なさ
様々な思いが表現された映画だと思います。
衝撃の結末にアッとされました。また、ところどころの小さな描写が後の方で繋がってくるというところで監督の力量を感じさせました。ケイト・ウィンスレットさんの演技が本当に素晴らしく、この映画には泣かされました。
とても切なくなりました。ハンナの気持ち、それをわかって苦しむマイケル。最後はつらすぎました。
切ない悲しい気持ちになりました。
見終わった今、まだ心に余韻が残っています。
原作を読んで観ようと思いました。
第二次世界大戦の最中、懸命に生きようとした女性の話と言えば、それっきりですが、ハンナが裁判で事実を話せず断罪を甘んじてうけることを選択した場面では、中盤彼女が少年に“恥を知りなさい…!”と諭すシーンが甦り重なり、ジーーンときました。そして、最期のシーンにつづいていくわけですが、彼女の心の軌跡をたどれば、涙せずにはいられません。いい作品です。是非、多くの人に観てほしい。
やはりこの手の話は、法廷シーンの描き方が最大の壁なんだと痛感。「ダンサー・イン・ザ・ダーク」然り、生きるか死ぬかの攻防に現実味がなければ、物語に集中する事は困難。原作が好きなので☆ひとつおまけ。
最初映画を観た時何とも言えない気持ちになり涙が止まりませんでした。後日原作を読むともっと、詳しくお互いの気持ちが伝わってきました。自分も女としてハンナの気持ちをずっと考えていますが今だに答えが出ません
気が付いたら涙が出ていました。
深く、考えさせられる映画です。
見終わってしばらく経っても
心に残っています。
ぜひ、いろんな人に見てほしいです。
泣けた。
いつの時代も、どこの国でも、正直者が損をしてしまう。
そんな悔しさを はらすことが出来たかも知れないのに、プライドが邪魔をした。
「朗読者」 の本に忠実の様に思えるが、 朗読を通じて ハンナが得たものの大きさなど、もしかしたら 原作本を読んでいないと、少し分かりにくい部分、物足りない感じがあったのではないかな!?
良かったけど、 終盤 ちょっぴり時間が足りないように思いました。
少年と熟女の情事映画か…と思って観たら、これは 深い。少年の一生にも影響を与えてしまう彼女との再会。
ケイト・ウィンスレットは…体当たりの演技だった。深く切ない想いが痛いです。
戦争とは どうして こうも 無惨なんでしょうか…。
原作のイメージを損なわない映画でした。ただ、誰にも感情移入できず、淡々と終わってしまった感じです。ケイトの演技は良かったと思いますが、きれいだとは一度も思えませんでした。
気がついたら泣いていました。余りに切なく悲しすぎて…。残り香のように余韻の残る物語です。
ケイトの演技はさすがアカデミー賞です!でも、なぜ肉体関係までになってしまうのか?口づけを交わす程度で終わらなかったのか?そこん所わかりません。しかし、それがあったからここまでの「愛」が生まれたんだと思います。劇中に流れるピアノが印象的でとてもマッチしていました。切ない映画でした!
近付こうとすれば離れる。離れようとすれば近付きたい。
邦題の「愛」はとりあえず忘れて、二人の気持ちの有り様を、ゆっくり追いかけて見て行くのが良いと思うな。
お嬢様が似合わない、実務的(?)なケイト・ウィンスレットが素敵です!
老若男女問わず、色んな世代の色んな人達が見るに堪える映画だと思います。
そして色んな感想が有り得る映画じゃないかな?
「真夏のオリオン」もそうだけど、世界的に二次対戦を生きた人は、激減してるんでしょうね。
「愛」ってタイトルは一回忘れて、2009年の日本で真っ白な気持ちで、『朗読者』を見る事をお薦めします。
面白かった!
この作品を観るにあたり、改めてB・シュリンクの原作を読み返してみた。著者はハンナ役をK・ウィンスレットが相応しい。と語っており、期待通りの約所を演じきった。ただ、裁判についての描写はあまりにも軽い感じがしたのは、否めない。
2人がそこまで深く愛し合うに至ったのかも、何か今ひとつもの足りない。
試写会で見てきました。
少し重たいストーリーです。本を読んだ事がある人も、これなら納得できる内容だと思います。
ケイト・ウィンスレットがアカデミー賞を取ったのも、納得の素晴らしい演技でした。
切なくて悲しいけれど、色々考えさせられる作品です。色々な年代の人に見て欲しいです。
とても考えさせられる素晴らしい作品なのでぜひ多くの人に見てもらいたいです!
ちなみにマイケルではなくミヒャエルなのですが………
ケイトウィンスレットのアカデミー賞受賞作品!
すごい楽しみです!