エンプティー・ブルー 作品情報
えんぷてぃーぶるー
田嶋タカシ(秦秀明)は工場で働いている。来る日も来る日も淡々と続く流れ作業や、空疎な人間関係の、無意味な時間を過ごしていた。タカシは毎晩のように、ある夢を見ていた。その夢は、どこまでも続く階段を登り続けるというもので、タカシはその夢に悩まされていた。ある日、いつもの夢の中で、1人の少女(長谷川葉生)と出会う。他人とのコミュニケーションが苦手な彼は、少女との夢に、やすらぎと救いを見出す。タカシはやがて、空虚な現実を逃れ、眠りに没頭するようになる。少女は、ずっと前からタカシのことを知っていたと話すが、タカシは彼女のことを思い出すことができない。それでもタカシは毎晩、夢の中で彼女との密会を続ける。そんななか、タカシが働いている工場街で、連日のようにある事件が発生するようになる。
「エンプティー・ブルー」の解説
空虚で無意味な日々を過ごしている工場勤めの青年が、夢の中で1人の少女と出会い、人生の希望を取り戻す感動のヒューマン・ドラマ。監督は、長編初監督となる帆根川廣。帆根川をはじめ、3人の主要スタッフが5年の歳月をかけて制作した。出演は、「ぼくのおばあちゃん」の秦秀明、長谷川葉生。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2009年5月30日 |
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キャスト |
監督:帆根川廣
出演:秦秀明 長谷川葉生 今井雄一 石守裕輔 古木峡也 北爪啓思 小寺里佳 福岡志保美 新井マユミ 須賀善規 佐々木郁子 立木睦己 |
配給 | アステア |
制作国 | 日本(2009) |
上映時間 | 130分 |
ユーザーレビュー
総合評価:2点★★☆☆☆、1件の投稿があります。
P.N.「泣ける映画大好き」さんからの投稿
- 評価
- ★★☆☆☆
- 投稿日
- 2009-06-08
不思議な映画でした。趣味を持たず、対人関係が苦手で、生きてる意味すら見出だせない男が、夢の中で会う女性とのやり取りを通じて、僅かながら一歩を踏み出す話ですが、夢がただの夢ではなく、時空を越えた現実であったりしました。内容的にはかなり好きな話ですが、中弛みしていましたし、感動がありませんでした。