P.N.「疑問」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2021-05-31
春の気持ち、家族の気持ちはわかるが、殺しちゃあいけない、自首しないとダメ、父親が一緒について行ってでも自首しないといけない、あたりまえのことじゃあないか。一番大事なことができてないこの映画は。
じゅうりょくぴえろ
総合評価4.35点、「重力ピエロ」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
春の気持ち、家族の気持ちはわかるが、殺しちゃあいけない、自首しないとダメ、父親が一緒について行ってでも自首しないといけない、あたりまえのことじゃあないか。一番大事なことができてないこの映画は。
伊坂作品、映画化は ムリ!!と思ってましたが(アヒルと鴨も)、映画は映画で良かったと思います。キャスティングも良かった。春役できる子なかなかいないだろうと思ってましたがピッタリでした。落書きされて怒ってる爺さん出て来なかったのは残念。
やはり映画化は無理でしたね。放火・殺人は死刑求刑対象の大罪。映画化に際してもっと現実味を出して欲しかった。嘘臭くて集中出来なかった。お気に入りのカッコウのエピソードも省略。うーん何故?どのキャストにも感情移入出来ず仕舞い。作中のピエロは宙を舞ったが、僕のピエロは重力から解放される事はなかった。
素晴らしかった。家族の絆というか愛というのかハルとイズミの想いが胸をしめつけられました。観て良かったです。
よくあそこまでそれぞれ似てる子役を見つけたな、と変な所に感心した。小日向さん演じる父親像が良かった。テーマは重く暗いのに、なぜか温かな気持ちになる作品でした。
本当の家族愛を感じました。
ハルとイズミの関係、そんな二人を見守るお父さん、そして愛情たっぷりな二人のお母さん。お互いに愛し合った家族で、この家族に起こった全ての真実を知ったとき、悲しくなったけど、それがまた家族の絆を深めたんだと思ったり・・・とにかく深い話でした。
後味が悪いと感じたのですが、どう 考えても 腑に落ちないところがありますが。
映画としては 普通の作品でした。
懐かしい街。他作品で何度も見たから。映画で作家を知ったので、いつも迷う。本が先か映画が先か。この作品は特に迷った。初回は読まずに、二回目は途中迄読み、読み終わったら、又映画を見ようと思った。それだけ原作とストーリーに支配されている作品。家族にいつまでも寄り添う大きな痛みに今、自分が押し潰されそうになっている。本を最後まで読んだら、そこに救いはあるのでしょうか、伊坂さん?ハルの役者さんが凄かった。
キャストが見事!
何故家族は別の県に引っ越さなかったのか…とか?な処も多々ありましたが、
それでも温かな家族が描かれ、後味がとても良かったです。
帰りの車でエンドロール曲を鼻歌している自分がいました。
原作を読まずに行ったのも良かった気もしますね。
ハラハラして『警察行っちゃだめ!』とか念じてました。
原作読んでまた劇場に行きます。
淡々としていながら内容が奥深い、考えさせる映画でした。見事なキャストにアカデミー賞あげたい!子役もgoo~!小日向さんの若き日の髪型に(笑)アルバムの夏子さんに(笑)
ラストの家族でピエロを観る雰囲気が印象的でした。サスペンスにいきすぎてなく生ぬるい感じだけではなく、うまく原作の世界観を表現してくれてます。
キャスト全員が素晴らしい。
映像も綺麗で切なくて繊細で圧巻させられました。
内容は重いのに、なぜか心が癒されました。不思議です。鑑賞中、何度も微笑んでしまい、すごく優しい気持ちで満たされました。ストレスが一気に取り払われた感じ。もう一度観たい作品です。
キャスティングもハマっていました。岡田将生が美しい…、映像も美しい作品でした。加瀬亮の演技がいい。
原作があまりに有名な作家のあまりに有名な代表作。スリリングな展開で魅せる話でもなければ泣かせる話でもないから映画にするのもどうかと思ってたけど、映画としてとてもよかったと思います。盛り上げすぎず盛り下げすぎずあくまで淡々としてて、原作と同じ空気がありました。あと、役者さんたちが素敵すぎます。
自然と涙がこぼれるくらい、兄弟や親子、家族のつながりを「これでもかっ」と感じさせられ、心揺さぶられた作品。
登場人物それぞれの立場で何度か見たい映画です。
「謎解き」が、邪魔じゃなかった?そのせいで、最初がモタモタしてて。爽やかなラストが良かった。けど、暗くドロドロした映画になる事を恐れないで欲しい、って気もしました。勿論、面白かった!
見事です。本年も相当多くの映画を観てるつもりですが邦・洋画問わずに今年上半期No.1。 昨日観た『インスタント沼』でパンク野郎だった加瀬氏。『ホノカアボーイ』でホンワカな気持ちにさせてくれた岡田氏。持ち味も変わりゾクゾク・ワクワクと幅が広がり皆々……絶品! 俳優ひとりひとりがピカピカです。
日本映画の未来は明るい!(キッパリ)
素晴らしかった。この言葉しか思いつかない。
透明感のある映画です。いわゆる家族ものみたいに湿度が高くなく、サスペンスもののようにハラハラドキドキばかりでもなく。きれいな映画でした。キャストの勝利でしょうか。内容は暗いのに後味も悪くありません。私は好きでした。
試写会で観てきました。自分の存在を嫌悪するのはとても辛いこと。苦しむ岡田将生くんがとにかくせつなく美しかったので、女性は必見です。悪人がひたすら悪人でスクリーンの中のことなのに、憎くてたまらなかったのは初めての経験かも。家族の絆は重力を超える、というコピーがピッタリの内容。あんな親になりたい。
舞台は仙台。 原作は読んでいない。それほど期待していなかったが…、始まると、ストーリー展開にどんどん引き込まれて行った。 登場人物も魅力的だ。幼い頃の思い出。そして何よりも、父親の愛。「ライフイズビューティフル」のような、明るい前向きな父親像。 共感できる部分が多々あった。 お薦めの映画です!