地球交響曲 ガイアシンフォニー 第五番 作品情報

ちきゅうこうきょうきょくがいあしんふぉにーだいごばん

母の子宮に宿った新しい生命は、わずか十月十日の間に、母の子宮の中で、およそ40億年の地球の全生命の進化の歴史を通過し、その全記憶を宿しながらこの世に生まれ出ます。ひとりの赤ちゃんが持つ、もはや神秘としか呼びようのない精妙な生命の仕組みは、バクテリアから人類まで、40億年の歳月をかけて、誕生と死を繰り返してきた地球の全生命の「叡智の結晶」なのです。全ての存在は繋がっている、その視点をもって、「誕生と死」を見つめてゆきます。今、世界中で起こっている混乱や苦しみは、21世紀の新しい価値観が生まれ出るための「陣痛」の苦しみである、とも言えるのです。自然なお産における陣痛の苦しみは、それ自体は苦しみですが、それを通過することに依って、新しい生命の誕生、という珠玉の喜びが生まれ、母(地球)と子(人類)の新しい愛の形が始まるのです。既存の価値観が崩壊してゆく今の時代は、私達ひとりひとりの小さな価値観の変化と、それにともなう小さな選択、行動の変化が、地球規模の大きな変化を起こし得る時代なのです。今、私達、ひとりひとりが行っている全ての営みは、いかに些細にみえることでも、一切が、決して消えることなく、いづこかに“記憶”され、未来の世代、未来の地球、未来の宇宙に繋がって生かされてゆく。そのことに気付き、謙虚さと共に、勇気と喜びをもって価値観を変え、行動、選択を変えてゆく人々を激励する。これが、「地球交響曲」第五番のコンセプトです。(作品資料より)

「地球交響曲 ガイアシンフォニー 第五番」の解説

母なる星・地球(ガイア)に生きる生命の素晴らしさを謳いあげたドキュメンタリーの第5弾。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2004年8月24日
キャスト 監督龍村仁
出演アーヴィン・ラズロー 石垣昭子
配給 龍村仁事務所
制作国 日本(2004)
上映時間 133分
公式サイト http://www.gaiasymphony.com/

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最終更新日:2022-07-26 11:03:34

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