島の色 静かな声 作品情報
しまのいろしずかなこえ
沖縄・西表島。石垣昭子は糸を作り、色を染める。昭子の夫で、三線奏者の金星は、島の唄や祭りを愛する。島の時間はゆっくり流れる。昭子が白い糸を紡ぎ、鮮やかに染め、織り上げていく布には、自然と人の魂が宿る。たくましく大地に根を張り、自然とともに生きる知恵を語り、酒に酔って唄い、神へ祈る。現代社会において失われつつある、自然から生まれ自然へ還る夫婦の暮らしは、どこかユーモラスでもある。作品は、夫婦の暮らしぶりを詩的な映像でつづる一方、リゾート開発後の廃墟が放置されている島の聖地をもとのように戻したいと訴える昭子の言葉を通じて、西表島の切迫した環境問題も伝えていく。
「島の色 静かな声」の解説
沖縄・西表島で、自然から生まれ、自然へと還る夫婦の暮らしを詩的な映像で描くドキュメンタリー。布を織ることでその生活を守り伝えようとする石垣昭子と、夫で三線奏者の金星の日常の記録であり、切迫した島の環境問題も伝える。監督は「風にきく」の茂木綾子。第21回東京国際映画祭natural TIFF部門出品作品。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2009年4月18日 |
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キャスト |
監督:茂木綾子
出演:石垣昭子 石垣金星 |
配給 | サイレントヴォイスLLP=プロダクション花城 |
制作国 | 日本(2008) |
上映時間 | 80分 |
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