鴨川ホルモー 作品情報
かもがわほるもー
京都。二浪して京大生となった阿倍(山田孝之)と同じ新入生の帰国子女・高村(濱田岳)は、三回生の菅原(荒川良々)から“京大青竜会”という怪しげなサークルの新歓コンパに誘われる。阿倍はその席で“美しい鼻筋”を持つ早良京子(芦名星)に一目惚れ、彼女に近づきたい一心で思わず入会してしまう。安倍の他にも高村、早良、大木凡人似のオタク系メガネ女子・楠木ふみ(栗山千明)、超高圧的で仕切り屋の芦屋(石田卓也)、見分けのつかない気弱な双子の三好兄弟(斉藤祥太、斉藤慶太)など、一風変わった面々が入会した。当初は普通のレジャーサークルと思われた青竜会だったが、祇園祭宵山の夜、安倍たちは、サークルの目的が、京都で千年続くという謎の祭り“ホルモー”を行うことだと知らされる。しかも“オニ”と呼ばれる小さく奇妙な式神を操り、京大・立命館・龍谷・京都産業大学の対抗戦が行なわれるというのだ。嘘くさい話に半信半疑のまま、キテレツなオニ語の習得やちょっと変態的な指令ポーズなど、1人100匹のオニを操るための特訓が開始。それから半年が経とうとしていた師走のある夜、安倍たちは吉田神社に呼び出される。厳粛な雰囲気の中、突如“レナウン娘”を歌いながら裸踊りを始める菅原たち。躊躇していた安倍たちも、いつのまにか全裸で上回生の輪に加わってトランス状態で踊り続けた。こうして“吉田代替りの儀”は終了、安倍たちの前に1000匹の小オニたちの群れが現れた……。そんなある日、安倍は、ずっと想い焦がれてきた早良が天敵・芦屋と付き合っていることを知る。ショックで青竜会を辞めると言い出した安倍に、菅原は古いホルモーの規定“17条”を持ち出した。10人の青竜会を5人ずつの2チームに分けて対戦させるというのだ。安倍は、高村、楠木、三好兄弟の賛同を得て、強敵・芦屋と対戦することになる。だが、禁断の17条ホルモーには、とてつもなく恐ろしい秘密が隠されていたのだった……。
「鴨川ホルモー」の解説
万城目学の同名小説を映画化した青春コメディ。京都に千年伝わるという謎の祭“ホルモー”に巻き込まれた大学生たちの姿を描く。監督は「犬と私の10の約束」の本木克英。出演は「手紙」の山田孝之、「GSワンダーランド」の栗山千明、「アヒルと鴨のコインロッカー」の濱田岳、「リアル鬼ごっこ」の石田卓也、「シルク」の芦名星など。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2009年4月18日 |
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キャスト |
監督:本木克英
原作:万城目学 出演:山田孝之 栗山千明 濱田岳 石田卓也 芦名星 斉藤祥太 斉藤慶太 荒川良々 石橋蓮司 |
配給 | 松竹 |
制作国 | 日本(2009) |
上映時間 | 113分 |
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ユーザーレビュー
総合評価:3.44点★★★☆☆、18件の投稿があります。
P.N.「雪風」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2020-05-27
大学生が真面目に何してんのと笑いながら観ました。役者さんも個性派ぞろいでおもしろ。大学が実名をよく許可したね。