バサラ人間 作品情報
ばさらにんげん
時代の寵児となったファッションデザイナー、アナニス・オナニス氏(団時朗)プロデュースのアイドルグループ“バサラ天女”がメディアを席巻している。オナニス氏は“バサラ”というライフスタイルを提唱、それを体現したヴォーカルのピチャ(久世律)は圧倒的な支持を受け、新宿の街はピチャを模倣したサイケデリックでレトロフューチャーなファッションの若者で溢れている。いまや社会現象と化した“バサラ”は異様な熱気で新宿の街を包み込んでいた。そんな中、長距離バスから18歳の少女・モモコ(仲村みう)が新宿に降り立つ。ピチャに憧れ、アイドルになることを夢見たモモコは、オナニス氏の大ヒット・ムック本“BASARA TOWN GUIDEBOOK”を頼りに上京、ファッション、ヘアスタイル、メイク、次々と自分を変えていった。ピチャが所属する芸能事務所オペペプロの社長・ゼットン柳丸(螢雪次朗)と出会ったモモコは、その運命的な出会いを喜び、事務所のアイドル適性試験を受けることに。しかし、ゼットンは立て続けにアブノーマルな要求をモモコに課し、挙句の果てに事務所から追い出してしまうのだった。夢を失い途方にくれるモモコ。そんな彼女の前に、性別も年齢も不明だが不思議な魅力を持つナッグ(采花)が現れ、モモコを次第に絶望から開放していった。ある日、ピチャの新作CMが行なわれている新宿・ゴールデン街に、忽然とナッグが現れる。混乱する現場の中、静かに立つナッグの視線の先にはオナニスの姿があった。ナッグに気付いたオナニスの中で、過去と現在がフラッシュバックしていく。60年代、学生時代のオナニス(OKIBA)と撮影現場の儘のナッグが語り合っている…。次第に明かされていくナッグの謎。オナニスの過去と嘘。そして“バサラ”に隠された秘密…。“バサラ”の本当の意味とはいったい何なのか?
「バサラ人間」の解説
新宿を舞台に“バサラ”という流行のライフスタイルに翻弄される人々の姿を描く群像劇。監督は「ハロー・グッバイ」の山田広野。音楽を「さらば箱舟」のJ・A・シーザーが担当。出演は「大決戦!超ウルトラ8兄弟」の団時朗、モデルとして活躍する采花、「制服サバイガール」の仲村みう、「クライマーズ・ハイ」の螢雪次朗など。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2009年3月28日 |
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キャスト |
監督:山田広野
原作:長尾みのる 出演:団時朗 采花 仲村みう 久世律 OBIKA 沢田王子 吉居亜希子 島根さだよし チャーマァ・ハイヂ 佐藤梟 魔子 ピンポンちゃん チムニー スイミー 小林桂太 村田弘美 木下瑞穂 吉野俊則 金川和彦 飛永聖 森村陽子 高橋優太 手代木正太郎 小林創新 今奈良孝行 由地慶伍 るり 本田唯一 二階堂瞳子 財津達也 渦匁悠一郎 酒井恵梨香 井知子 永野哲志 吹雪ユキエ ヒトリカンケイ 朋子 リリアンヌ ユリアンヌ 日高恵子 河東田美雪 秋葉洋志 古川賢 馬場正輝 澤田洋彦 鳥海順也 春田英里香 東迎昴史郎 比田井大輔 橘京子 すずきかずみ トヨ元家 水のさとし 平山あいこ ペラ ソノ子 デモ田中 ベンジャミン及川 キムラーメン 近喰和信 ミカシン トミノミキ 岡田麻美 古迫絵美 ぬくみりゑ 越後谷夏子 ジュリ 真田志帆 土屋暁臣 城野聖 橋本遊 ふくりん いそべきみひろ あだちゆうき 長田真実 大場雄一 原田正信 佐伯武昇 ヨコヲヒロミ 佐藤亘 ササキノボル 田中絢子 ジェイミーさん 倉田春那 谷生美紀 淺井カヨ 小沼宏太 津田吉宏 増田航 島原勇太 飯島洋一 野上正義 久木念 田代葉子 佐々木ユメカ 根岸季衣 螢雪次朗 |
配給 | スローラーナー |
制作国 | 日本(2007) |
上映時間 | 77分 |
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