ワルキューレ 感想・レビュー 14件

わるきゅーれ

総合評価3.64点、「ワルキューレ」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2024-06-01

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

ナチス体制のドイツ、しかも体制内に反ヒトラーの運動と抵抗があった。
これまでにもエピソード的には描かれている、ヒトラー暗殺計画の屈折した詳細を描いたのが、このブライアン・シンガー監督の「ワルキューレ」だ。

ユダヤ人としてのブライアン・シンガー監督の半端でないこだわり。
軍人役も大好きなトム・クルーズほか、テレンス・スタンプ、ビル・ナイ、トム・ウィルキンソンらが渋い演技を見せている。

「ヒトラー~最期の12日間~」あたりから、ヒトラーのナチス体制が一枚岩ではなく、内部に抵抗運動があったという事が、肯定的に描かれるようになった。
ヒトラーを単なる”狂気の悪役”としてではなく、もっと歴史と権力のコンテキストの中で、ナチズムを見る方向が出てきたように思う。
しかし、この種の映画は、どのみちヒトラーに代わる新しい権力、たとえヒトラーよりは民主的なものであれ、それを打ち立てようとする限り、所詮は”権力への意志”に支配された動きであって、権力そのものを乗り越えようとすることとは無縁なのだ。

ルキノ・ヴィスコンティ監督の名作「地獄に堕ちた勇者ども」は、ナチズムが単なる一過的な狂気の産物ではなく、技術と巨大な権力を志向する時には、必ず生まれる症候群として捉え、同時に、その絶望的なまでの頽廃がもたらす、終末の美から、我々が逃れる事ができるかどうかという、試練の中に連れ込んだのだった。 恐らく、ナチズムを乗り越えるには、そういう試練なしには不可能だろう。 単なる、悪の権力に対抗して、それを倒すというだけでは、結局、新たな、今度はそれまでの支配をよりソフトにしただけの支配を生むだけなのだ。 その意味で、この「ワルキューレ」は、トム・クルーズがそのプロデュースにも関わり、セット・デコレーションや衣装に膨大な金を注ぎ込み、実際に美術的には見応えのある、贅沢なセットを作りあげたが、ナチズムそのものの理解と批判においては、非常に底が浅いような気がする。

この作品は、サスペンス映画としては一級品だが、贅沢なポリティカル・サスペンスの域を脱していない。 トム・クルーズ演じるシュタウフェンベルク大佐らのヒトラー暗殺計画は、失敗するわけだから、この映画は結果として、単なる教科書的な歴史の学習か、ヒトラーの悪運の強さの確認、歴史のアイロニーといった事しか得られないのだ。

P.N.「カサノバ」さんからの投稿

評価
☆☆☆☆
投稿日
2009-04-21

全体的に退屈な映画でした。

P.N.「タサラ」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2009-04-19

ナチスに関する映画だっと知り、また、トムクルーズ主演とあって見ました!
トムクルーズの名演技に圧倒され、最初から最後まで話に入り込めました

P.N.「いちろう」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2009-04-15

ワルキューレとは北欧神話に出てくる武装した女神達のこと。国を守るためヒットラー暗殺に立ち上がった人たちの息づかいが伝わってくるようで、緊張の連続でした。後半、電話交換所での所長の判断がことを決したわけですが、情報選択の恐さをまざまざと見せられました。

P.N.「路地裏の中年」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2009-04-12

ヒットラー暗殺計画の準備段階では
「バレるのではないか...?」
とハラハラして観ていた。
ヒットラーが暗殺されたかどうかは史実が示している通りだが、あの緊迫した状況下、よく計画が実行されたと思う。

P.N.「息子(4ヶ月)とみた。」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2009-04-09

赤ちゃん連れOKな日に息子と観ました。始まって早々に大きいのをしたようなので、オムツ代えにトイレに走りました。そのせいで計画しているところがよく観れず…。
そのあとはあれよあれよと言う間に話が進み、あれ?もう終わり?というかんじ。なんかあっけなかったです。

P.N.「しほみんたかみん」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2009-04-07

史実だから歴史は変わらないのが分かっていても、緊迫感がムンムン漂った仕上がりは流石だし、トムクルーズも格好良かったです。行動起こしてから、少しずつ切ない悲しい気持ちが沸き上がってきました。実際に志しある人々の無念の思いが沢山あったのですよね。

P.N.「みい」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2009-04-06

信念や正義について深く考えさせられました
感動、涙でした

作戦が難しくてちょっと寝てしまったけど
見てよかったと思います

P.N.「うめぼしおかか」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2009-03-29

実話に基づいた映画って、流行りなんですかね!?
独語にして欲しかったな~英語で興ざめ(;ーー)
個人的にはトムクルーズはミスキャスト(¬¬)
物語の導入が性急すぎて映画に入りきれませんでした。

P.N.「ムック先生」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2009-03-27

先週の日曜日にワルキューレを見て来ました。映画を見る前から眠たくてうとうとした常態で見ましたが、なかなか面白かったです、ナチス総帥のヒトラーが同じドイツ人に何度も暗殺されかけ、ヒトラーの生涯最後の暗殺されかけたのが、作戦名ワルキューレというものです。 主人公を主演したトムクルーズはとても軍服が似合っていてかっこよかったです。

P.N.「ルカ」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2009-03-26

ラスト、勝手に流れ出てきた涙に自分自身びっくり。
本当にこの映画で泣くとは思ってなかった。

P.N.「カイザー・ソゼ」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2009-03-24

トム・クルーズ似合いすぎ、そして、カッコよすぎです。もちろん、映画も見事です! 登場人物の「眼」に注目!すばらしい眼力です! トム・クルーズ万歳!!って、言いたくなります。

P.N.「シュタウフェン」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2009-03-24

あまりに史実どおりだったので拍子抜けしました。ヒトラーの声が低すぎ。でも面白かったです。

P.N.「アリスとテレス」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2009-03-20

史実ですから結末は分かっていても、いつ発覚するのかハラハラします。トム・クルーズもよかったですが、脇を固めるおじさん軍人たちが素晴らしい。特にアンダーワールドの吸血鬼役ビル・ナイが演技力の確かさを見せてくれます。他にもケネス・ブラナーなど、おじさまフェチにはお薦め(笑)

最終更新日:2024-06-11 16:00:02

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