我が至上の愛 アストレとセラドン 作品情報
わがしじょうのあいあすとれとせらどん
5世紀、ローマ時代。羊飼いの少女アストレ(ステファニー・クレイヤンクール)と青年セラドン(アンディー・ジレ)は、純粋な愛を育んでいたが、お互いの両親は不仲であった。ある日、アストレはセラドンに、両親の手前、祭の日は別の女性と踊ってほしいと懇願する。祭の当日、約束通り別の女性と踊っているセラドンを見たアストレは、彼が他の女性に本気になってしまったと思い込み、彼を避けるようになる。セラドンはアストレの誤解を解こうと試みるが「私の前に二度と現れないでほしい」と拒絶され、絶望したセラドンは川に身を投げる。しかし、下流の森に住むニンフ(精霊)たちにセラドンは助けられ、城へと連れていかれる。一命を取り留めたものの、その端麗なる容姿からマダムに気に入られ、村へ戻ることを許されないセラドン。鬱々とした日々を城で過ごす中、彼を兄のように慕うレオニード(セシル・カッセル)の計らいで、セラドンは城から脱出する。ところが、アストレの言葉を忠実に守り、彼女のいる村へは戻らず、セラドンは森で暮らし始めるのだった。一方、村ではセラドンが死んでしまったと思い込んだアストレは悲しみに暮れていた。ある日、偶然にも森の中でアストレが休息で寝ているところに出くわしたセラドンは、彼女に口付けしようとする。しかし、彼は目を覚ましかけた彼女に動揺し、すぐにその場から逃げ出してしまうのだった。そんなセラドンを不憫に思うレオニードと僧侶は、アストレに会う機会を彼に与えようとする。アストレの言葉を守ろうとする想いと、彼女にどうしても会いたいという想いが交錯する中、セラドンはある方法でアストレに近づいていった……。
「我が至上の愛 アストレとセラドン」の解説
17世紀にパリで大流行した小説『アストレ』を原作に、若い恋人たちの運命をユーモアと官能を織り交ぜて描く純愛物語。監督・脚色は「グレースと公爵」のエリック・ロメール。出演はモデル出身のアンディー・ジレ、本作が映画初出演となるステファニー・クレイヤンクール、「好きと言えるまでの恋愛猶予」のセシル・カッセルなど。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2009年1月17日 |
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キャスト |
監督:エリック・ロメール
原作:オノレ・デュルフェ 出演:アンディー・ジレ ステファニー・クレヤンクルール セシル・カッセル ヴェロニク・レーモン ロゼット ジョスラン・キヴラン マチルド・モニエ ロドルフ・ポリー セルジュ・レンコ アルチュール・デュポン プリシラ・ガラン オリヴィエ・ブロン アレグザンドル・エヴェレスト ファニー・ヴァンバカス カロリーヌ・プロチエール レ・ブラヨー |
配給 | アルシネテラン |
制作国 | フランス イタリア スペイン(2007) |
上映時間 | 109分 |
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