ザ・ムーン 作品情報
ざむーん
※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。
「ザ・ムーン」の解説
月に降り立った宇宙飛行士たちのインタビューとNASAによる秘蔵映像で綴られる月面着陸40周年を記念したドキュメンタリー。アポロ計画の宇宙飛行士たちが多数登場するほか、「アポロ13」のロン・ハワード監督もスタッフとして参加。監督は本作が長編映画初監督作品となるデイヴィッド・シントン。1960年代、アメリカ合州国は宇宙計画においてソヴィエト連邦に後れをとっていた。時の大統領ケネディの強い意志のもと、人類初の月面着陸を目指してアポロ計画が発動される。アメリカ中の若いパイロットたちが、この国あげての事業に参加することを夢見てNASAの募集に応募。その中で、素晴らしい才能と不屈の精神を持ち合わせ、かつ、自らの信念に揺らぎない者たちが宇宙飛行士として選ばれる。しかし、彼らには幾多の試練と困難と悲劇が待ち受けていた。1967年、アポロ1号の事故は3人の若い命を奪ってしまう。NASAの技術者と宇宙飛行士たちの懸命な努力と団結心の結果、1968年、アポロ8号は月周回飛行に成功。このニュースは、暗い世相が蔓延する当時のアメリカ国民に達成感と希望を与えた。そして、遂に3人の宇宙飛行士たち――ニール・アームストロング、バズ・オルドリン、マイク・コリンズ――は、月着陸のミッションを課せられ、1969年7月16日、アポロ11号が打ち上げられる。月着陸船“イーグル”は無事月面へと舞い降り、世界中が見守る中、アームストロングとオルドリンは、人類として初めての歴史的な一歩を踏み出した。これを皮切りに、6回の月面着陸が試みられるが、アポロ13号のミッションは失敗に終わる。13号の乗組員たちは月着陸船を救命ボートとして司令船から脱出、わずかな電力と月の引力を利用して奇跡の生還を果たした。アポロ11号から最後の1972年のアポロ17号まで、9機のロケットが月へと向かい、計12人の人間が月面を歩行。いまだかつて、地球以外の天体に降り立たった人間はこの12人しかいない。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2009年1月16日 |
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キャスト |
監督:デヴィッド・シントン
出演:バズ・オルドリン アラン・ビーン ジーン・サーナン マイク・コリンズ チャーリー・デューク ジム・ラヴェル エドガー・ミッチェル ハリソン・シュミット デイヴ・スコット ジョン・ヤング |
配給 | アスミック・エース |
制作国 | イギリス(2007) |
上映時間 | 100分 |
ユーザーレビュー
総合評価:4.5点★★★★☆、4件の投稿があります。
P.N.「MIDDLE MAX」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2009-02-07
最近の何でもOKのCG映像からは何も感じなくなって来たが、真実のアポロ宇宙船、月、宇宙空間からの地球の全ての映像に感動した。ロッキーのアポロに象徴されるように、星条旗とアポロ宇宙船はアメリカ合衆国そのものだった。最後に各宇宙飛行士が語る宇宙観、人生観は私の残りの人生に計り知れない影響を与えました。