TOKYO JOE マフィアを売った男 作品情報
とうきょうじょーまふぃあをうったおとこ
1919年、米・ストックトンで牧師をしていた父・マモルの元、ケン・エトーが生まれる。33年、厳しい父への反発から14歳で家出をし、工場などで働きながら博打を覚える。42年、アイダホ州ミニドカ収容所に入る。45年、収容所を出てアイダホの農家で働くが、博打で捕まり、刑務所に入る。その後モンタナに移り、“モンタナ・ジョー”を名乗る。63年、ケネディ大統領暗殺事件直後、FBIから事情聴取を受けるが、“何も知らない”と答える。79年、シカゴ本部のFBI特別捜査官に34歳のエレイン・スミスが就任する。彼女の担当はマフィアのギャンブラーを逮捕することで、ケン・エトーという日系アメリカ人マフィアが深く関わっていることを掴む。当時のケンはシカゴだけでなく、インディアナ州北西部からオハイオ州クリーブランドまで手を広げ、2人のプエルトリコ人の手下を使って違法賭博を運営していた。彼は“トーキョー・ジョー”または“ジャップ・ジョー”と呼ばれていた。82年、賭博券と現金を交換している現場を押さえられ、ケンは賭博開帳容疑で検挙される。2月10日、組織の大親分・ビンセント・ソラノに会うため迎えにきた車に乗ったケンは、車内で後頭部を3発撃たれる。夜、FBIシカゴ支部ブラウン捜査官の聴取を受ける。検察当局は刑事免責を確約。連邦証人保護プログラムの適用のもと、ケンは詳細を語り始める。85年4月22日、大統領組織犯罪諮問委員会で、労働組合とマフィアの関係を明らかにする。ケンは連邦証人保護プログラム史上最長の17年間に様々な法廷で証言し、33人の逮捕・起訴者を出した。99年、証人保護プログラムが終わった慰労にFBIから出された25万ドルの小切手を渡すため、エレインはケンに会う。2004年、ジョージア州アトランタのクリスチャン・ホスピスで、ケンは84年の生涯を閉じた。
「TOKYO JOE マフィアを売った男」の解説
あることがきっかけでシカゴの巨大マフィアを壊滅させた日系2世、“東京ジョー”ことケン・エトー。彼の知られざる生涯を描き出すドキュメンタリー。監督は「ビリーブ」の小栗謙一。「地雷を踏んだらサヨウナラ」の奥山和由と「踊る大捜査線」シリーズの亀山千広がエグゼクティブ・プロデューサーとしてタッグを組んだ
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2008年12月13日 |
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キャスト |
監督:小栗謙一
原作:エレイン・スミス 出演:エレイン・スミス スティーブン・エトー ジェレミー・マーゴリス ジョン・ドラモンド ジョージ・ジョセフ トニー・モンタナ |
配給 | トルネード・フィルム |
制作国 | 日本(2008) |
上映時間 | 93分 |
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