ホームレスが中学生 作品情報
ほーむれすがちゅうがくせい
一学期の終わり、3年D組に1人の転校生がやってきた。須崎勝(うつのみや八郎)という名の現役ホームレス。中学を卒業していなかった須崎は、数十年ぶりに義務教育を受けなおすことになったのだ。だが、異臭を放つ彼の風貌に周囲は白い目を向ける。そんな中、映画研究会の衣川翔太(石崎直)、若松美咲(望月美寿々)吉池健夫(椿直)は、須崎を利用した映画の製作を思いつく。ホームレスの生活ぶりを密着取材したドキュメンタリー映画にしようというのだ。こうして始まった3人と須崎の交流。ゴミ拾いをしたり、残飯をご馳走してもらうことを通じて、次第に須崎を見直してゆく。さらに翔太はこの作品の製作を通じて、映画監督になりたいという思いを強くする。だが、医師の道を継がせたいと願っていた父(阿藤快)がそれを知ったことから親子喧嘩になり、翔太は家出。美咲と健夫も翔太に付き合って一緒に家出してしまう。須崎のテントで共同生活することになった3人は、映画の完成に力を注ぐ。一方、家出騒動の原因が須崎にあると決め付けた親たちは、須崎を学校から追い出そうと画策。だが、翔太たちが計画した野外上映会で、二転三転の奇跡が起こる。
「ホームレスが中学生」の解説
ホームレスの中年男性が中学校に入学したことによって巻き起こる騒動と、彼との交流を通じて成長して行く中学生たちの姿を描いた作品。主演は現役ホームレスのうつのみや八郎。「自虐の詩」の蛭子能収、「長い長い殺人」の和希沙也、「愛の流刑地」の阿藤快ら個性派俳優が共演。監督は「デコトラ・ギャル奈美」の城定秀夫。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2008年10月25日 |
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キャスト |
監督:城定秀夫
出演:うつのみや八郎 蛭子能収 和希沙也 パッション屋良 阿藤快 石崎直 望月美寿々 椿直 |
配給 | ジョリー・ロジャー |
制作国 | 日本(2008) |
上映時間 | 75分 |
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