草原の女 作品情報
そうげんのおんな
内モンゴルの草原地帯。ゾル(ハースカオワ)は都会に行って何年も帰らない夫の留守を守り、息子のアヨールと暮らしている。この地の女性の冬の過ごし方は、ひたすら働いて冬の過ぎ去るのを待つしかなかった。ある日、羊を追う人間が必要ではないかと、見知らぬ男が現れる。彼はなぜか火を嫌がるところから、火の意味を持つ“ガル”と呼ばれるようになる。大雪で食料を求めるオオカミが、昼間から羊を狙って現れるようになり、ゾルを襲おうとしたオオカミを間一髪、ガルが追い払った。ゾルは羊追いの仕事をガルに任せることにする。ゾルが突然発熱した夜、アヨールはガルに助けを求め、ガルはゾルを町の病院に連れて行く。この事がきっかけとなり、親子はガルを受け入れ、ガルとアヨールは無二の親友となった。そんな中、思いがけずゾルの夫・ラシが草原に戻ってくる。ゾルは、ラシの言葉に心が揺れ、運命が少しずつ変わっていくのを感じるのだった……。
「草原の女」の解説
「胡同の理髪師」のハスチョロー監督自身の故郷である内モンゴル東部を舞台に、厳しい自然の中、息子と共にたくましく生きる母親の姿を描くドラマ。主演は「暖情」のハースカオワ。そのほか、トゥメン、デンジバヤル、バオハンルンなど出演者は全てモンゴル人という異色作。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2008年10月18日 |
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キャスト |
監督:ハスチョロー
出演:ハースカオワ トゥメン デンジバヤル バオハンルン |
配給 | ワコー=グアパ・グアポ |
制作国 | 中国(2000) |
上映時間 | 91分 |
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