コッポラの胡蝶の夢 作品情報

こっぽらのこちょうのゆめ

第二次世界大戦前夜のルーマニア。年老いた言語学者のドミニクは、一生をかけた研究も未完のまま、かつて愛した女性ラウラのことばかり想い続けていた。そんな日々に耐え切れず自殺を決意した日、彼を落雷が直撃する。全身火傷の重傷を負いながら、彼は奇跡的に一命をとりとめたのだった。驚異的なスピードで回復していくドミニクの身体―。不思議なことに肉体と頭脳は驚異的に若返り、さらに超常的知能を発揮するようになる。

「コッポラの胡蝶の夢」の解説

『レインメーカー』以来、10年ぶりとなるコッポラ監督作だ。原作は、幻想文学の鬼才ミルチャ・エリアーデが円熟期に著した「若さなき若さ(Youth Without Youth)」。66歳の時にこの原作と出会ったコッポラは強い共感を覚え、すぐに映画化の交渉に入ったという熱の入れよう。主演は、若い頃からコッポラとの仕事を熱望していたという演技派ティム・ロス。26歳から101歳までのドミニクを、知性たっぷりに熱演している。ヒロインにはルーマニア出身の美人女優アレクサンドラ・マリア・ララ(「ヒトラー~最期の12日間~」)が抜擢され、花を添えている。また、コッポラと縁の深いあの俳優がカメオ出演しているところも、ぜひ見逃さないでほしい。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2008年8月30日
キャスト 監督フランシス・フォード・コッポラ
原作ミルチャ・エリアーデ
出演ティム・ロス アレクサンドラ・マリア・ララ ブルーノ・ガンツ アンドレ・ヘンニック マーセル・ユーレス アレクサンドラ・ピリチ エイドリアン・ピンティー フローリン・ピエルジクJr. ゾルタン・バトク アナマリア・マリンカ
配給 CKエンタテインメント
制作国 アメリカ ドイツ イタリア フランス ルーマニア(2007)
上映時間 124分

ユーザーレビュー

総合評価:1点☆☆☆☆、1件の投稿があります。

P.N.「マミ」さんからの投稿

評価
☆☆☆☆
投稿日
2008-08-18

コッポラらしいロマンチックな世界が思ったより、薄くて…、今までの世界感を期待したら…かも

最終更新日:2022-10-18 09:53:27

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