P.N.「水口栄一」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2020-06-20
私は以前、何度も野坂昭如さんの講演会に行った事がある。だからこの映画は繰り返し観た。やはり素晴らしいの一言に尽きる。これからもダイヤモンドのように輝くだろう。
ほたるのはか
総合評価4.33点、「火垂るの墓(2008)」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
私は以前、何度も野坂昭如さんの講演会に行った事がある。だからこの映画は繰り返し観た。やはり素晴らしいの一言に尽きる。これからもダイヤモンドのように輝くだろう。
火垂るの墓は忘れられない映画である。私は介護士をしていた時、老人ホームでレクの時間に火垂るの墓を朗読した。何人もの方が泣いておられたからだ。素晴らしい作品だ。
アニメと比べたら…何十倍も物足りないっすね
ストーリーとかはアニメと大差はないし、それはそれでいいんだけど、ただ淡々とアニメのストーリーをなぞっているだけ。実写ならではのっていうのは皆無でした。正直かなり期待はずれでした
平成生まれの私はドラマなどでしか戦争を知ることが出来ないので、勉強の為に見ていました。数々のドラマの中では戦時中をリアルに再現したものが沢山ありましたがこの映画はそれ以上。戦時中の人々は、誰もが「不幸」しか感じない。その中で清太と節子の兄妹愛に胸を打たれました。戦争の恐ろしさを知らない時代に生まれた私が、初めて戦争を体験した気持ちになり、涙を流した作品でした。
火垂るの墓は、戦争の悲惨さ、兄妹愛、家族愛を極限まで描ききった第一人者的な映画であり、最高傑作であります。私の中でこれに勝る戦争映画はありません。現代に生きる我々現代人もこの兄妹のことを決して忘れてはいけないと思います。これまで観てきたジブリ映画版や実写ドラマ版とストーリーにあまり変化はありませんでしたが、なくてこそいいと私は思います。
火垂の墓は今の日本社会にとても必要な全てを考えさせてくれてます。