長い長い殺人 作品情報
ながいながいさつじん
12月16日深夜。綾瀬東警察署の刑事部長・響武史(長塚京三)は殺人事件の捜査をしていた。被害者は35歳の会社員・森元隆一で、車で撥ねられ引きずられたあと頭を殴打されていた。翌日、連絡の取れなかった妻・法子(伊藤裕子)が署に同行される。法子は事件の夜、女友達の家に泊っていたと言う。しかし犯人が誰かを尋ねもしない法子を、響は不審に思う。その後、被害者に2億8千万円の生命保険がかけられていたことが判明、さらに法子は派手好きで知られ、愛人もいることがわかる。響は第一発見者の幸恵と再度面会する。翌年4月15日。11歳の少年・小宮雅樹は叔母・早苗(西田尚美)の結婚式に出席していた。結婚相手の塚田和彦(谷原章介)は、ハンサムなレストラン経営者。しかし早苗のことが大好きな雅樹は塚田のことが信用できず、結婚に反対していた。そんな中、雅樹は式場のトイレで謎の女性から名刺を渡される。塚田に渡すよう言われたその名刺には、「わたしは約束を忘れてないわ。あなたを愛してる N」と書いてあった。雅樹はそれを手がかりに塚田の秘密を掴もうとする。6月1日。新婚の早苗が探偵・河野康平(仲村トオル)の事務所を訪れる。早苗は謎の女から脅迫電話を受けており、塚田の行動にも不信感を抱いていた。塚田の誘導で1億5千万円の生命保険に入っていた早苗は、自分は殺されるのではないかと打ち明ける。河野は調査を開始し、塚田が過去に太田逸子という女と結婚していた事実を突き止める。しかし逸子は轢き逃げで殺されていた。そして逸子の葬式に現れた、当時の塚田の愛人をビデオで確認する。それは保険金殺人容疑で連日テレビを賑わせている法子だった。いずれの事件も塚田と法子にはアリバイがあり、決定的な証拠も出てこない。当初、マスコミは2人を容疑者扱いで報道していたが、塚田の巧妙な語り口によって、次第にワイドショーのスターとして祭り上げていた。そんな中、犯人を名乗る人物が河野に接触してくる。
「長い長い殺人」の解説
直木賞作家・宮部みゆきによる100万部突破の同名ミステリー小説を映画化。監督は「着信アリFinal」、TV『帰ってきた時効警察』の麻生学。出演は、「レディ・ジョーカー」の長塚京三、「少林少女」の仲村トオル、「嫌われ松子の一生」の谷原章介。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2008年5月31日 |
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キャスト |
監督:麻生学
原作:宮部みゆき 出演:長塚京三 仲村トオル 谷原章介 平山あや 大森南朋 酒井美紀 窪塚俊介 伊藤裕子 西田尚美 床嶋佳子 佐藤めぐみ 金子賢 上原美佐 佐藤藍子 吹越満 田中幸太朗 谷村美月 小清水一揮 石井正則 朝加真由美 田中実 長谷川初範 和田聰宏 前田健 小野寺昭 街田しおん 松尾れい子 藤井かほり 森次晃嗣 寺泉憲 木下ほうか 円城寺あや 田中要次 大島蓉子 一色彩子 |
配給 | WOWOW=エス・ピー・オー |
制作国 | 日本(2007) |
上映時間 | 135分 |
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