P2 作品情報
ぴーつー
クリスマス・イヴのニューヨーク。高層ビルのオフィスで、アンジェラ(レイチェル・ニコルズ)は1人で残業をしていた。仕事を終えた彼女は家族の待つディナーに行くため、地下2階駐車場に停めてある車に乗り込む。しかし車のエンジンがかからない。そこに駐車場の警備員トム(ウェス・ベントレー)が現れる。彼は車の修理を試みるが、うまくいかない。その後、トムはアンジェラをディナーに誘う。しかし彼女は礼を言って去り、ビルの1階に戻りタクシーを呼ぶ。しばらくしてタクシーが到着するが、出入口がロックされていて、アンジェラは外に出ることができない。仕方なく彼女は地下駐車場に戻る。しかし駐車場のライトが落ち、完全な暗闇に包まれる。携帯電話の電波も届かず途方に暮れた瞬間、何者かが彼女に麻酔薬を嗅がせる。アンジェラが目を醒ますと、彼女は白いドレスに着替えさせられ、見知らぬ部屋にいた。目の前にはクリスマスの食事が用意されたテーブルがあり、その向こうにはサンタの格好をしたトムと1匹の獰猛なシェパードがいた。アンジェラの足には鎖がはめられており、彼女は警備員室に監禁されていることに気づく。トムは日々、ビル内の監視カメラで彼女を盗撮していた。彼はあるVHSを再生する。アンジェラがエレベーター内で、上司のハーパー部長(サイモン・レーノルズ)に抱きつかれている映像だった。トムはアンジェラを車の助手席に乗せ、地下4階駐車場に連れて行く。そこには口にテープを巻かれ、椅子に縛り付けられたハーパーがいた。セクハラの罰として、トムはハーパーをいたぶり、車で轢き殺す。ハーパーの拷問に夢中になっているトムの隙をついて、アンジェラは逃げ出す。しかしトムは執拗に追いかける。アンジェラは地下1階までたどり着き携帯電話で警察に連絡するが、通話は途中で切れ、電話をシャッターの外に落としてしまう。アンジェラは追い詰められ、エレベーター内に立てこもる。するとトムは消火栓を開け、エレベーター内に放水を始めるのだった……。
「P2」の解説
実話を基に、地下駐車場で起こるストーキングの恐怖を描く。「ヒルズ・ハブ・アイズ」のアレクサンドル・アジャが製作・共同脚本を務め、MTVやCM監督のフランク・カルフーンが長編映画監督デビューを果たした。出演は、TV『エイリアス』のレイチェル・ニコルズ、「アメリカン・ビューティー」のウェス・ベントレー。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2008年5月10日 |
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キャスト |
監督:フランク・カルフン
出演:レイチェル・ニコルズ ウェス・ベントレー サイモン・レーノルズ フィリップ・エイキン |
配給 | ムービーアイ |
制作国 | アメリカ(2007) |
上映時間 | 97分 |
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ユーザーレビュー
総合評価:4点★★★★☆、5件の投稿があります。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2019-03-09
サイコ的情況下でもレイチェル・ニコルズ嬢が勝ち気で魅力的何だねぇ