ハンティング・パーティ 作品情報
はんてぃんぐぱーてぃ
ボスニア紛争終結から5年経った2000年のサラエボ。元戦場カメラマンのダック(テレンス・ハワード)は取材のため5年ぶりにこの地を訪れた。彼の前に、元相棒のサイモン(リチャード・ギア)が現れる。サイモンは戦場リポーターとして頂点を極めたが破滅し、それから危険地帯を渡り歩いていた。サイモンはダックに特ダネを持ちかける。国連やNATO、CIAが報奨金を掛けて捜している重要戦争犯罪人フォックスの潜伏先の情報だ。ダックはサイモンの再起のため話に乗る。ダックに同行していた新米テレビプロデューサーのベン(ジェシー・アイゼンバーグ)は副局長の父親を見返すために、自分も連れて行けと主張する。3人はフォックスの潜伏予想地チェレビチを目指しセルビア人共和国に入り、フォチャの国連司令部に到着する。国連司令官ボリスは、3人をCIAから派遣されたフォックス暗殺部隊だと思い込む。サイモンはダックとベンに、目的はスクープだけでなく、フォックスを捕まえて報奨金を獲ることだと言う。サイモンには、フォックスによる大虐殺で妊娠中の恋人をレイプ、惨殺された過去があった。その後の生放送でブチ切れ、スターレポーターの座から転落したのだ。サイモンへの不信感を募らせていたベンはダックにこの事実を聞き、サイモンの苦悩を知る。3人はチェレビチに到着するが、山奥に潜入できない。ダックはサイモンに、情報源に再度あたるよう提案する。するとサイモンは、情報はでっち上げだと告白。ダックは、サイモンが友情を利用したことに憤りを感じる。夜、ボリスの手引きで、反フォックスのセルビア人情報屋マルヤナ(ダイアン・クルーガー)と接触し、フォックスの潜伏地へ案内させる。しかし3人はフォックスの警備兵に拉致される。そして処刑されようというとき、フォックスが現れる。次の瞬間、武装したCIAが現れる。フォックスは逃走するが、追う者はいない。故意にフォックスを逃がすCIAの欺瞞に気づいた3人は、ジャーナリストとしての情熱を燃え上がらせるが……。
「ハンティング・パーティ」の解説
紛争終結後のボスニアでジャーナリストが直面した驚愕の真実。実話を元に、サスペンスとヒューマンドラマを交えて描く。監督は、TV『Ugly Betty』のリチャード・シェパード。出演は、「シカゴ」のリチャード・ギア、「ブレイブ ワン」のテレンス・ハワード、「イカとクジラ」のジェシー・アイゼンバーグ。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2008年5月10日 |
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キャスト |
監督:リチャード・シェパード
出演:リチャード・ギア テレンス・ハワード ジェシー・アイゼンバーグ ダイアン・クルーガー リュボミール・ケレケス クリスティナ・クレペラ ジェームズ・ブローリン ディラン・ベイカー マーク・イヴァニール ジョイ・ブライアント ゴラン・コスティック |
配給 | エイベックス・エンタテインメント |
制作国 | アメリカ(2007) |
上映時間 | 103分 |
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、4件の投稿があります。
P.N.「高3→大1」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2008-07-27
特撮物としては、かなりの出来栄えでした。マスコミで語られる事全てが真実ではないと、改めて分かった気がします。