ちーちゃんは悠久の向こう 作品情報
ちーちゃんはゆうきゅうのむこう
ちーちゃんこと歌島千草(仲里依紗)と、モンちゃんこと久野悠斗(林遣都)。ふたりは幼馴染である。ちーちゃんは、小さな頃から怪物話などをよくするオカルト好きな女の子だった。月日は流れ、ふたりは高校に進学し、同じクラスになる。入学早々遅刻して先生に叱られるモンちゃんの後から、ちーちゃんは悠然と教室へ入っていく。少しずれた感じは、子供の頃から変わっていなかった。モンちゃんの家庭は平穏とは呼べず、荒れた父親から逃れるように、モンちゃんはちーちゃんと過ごす時間が増えていく。家庭の問題も打ち明けられるちーちゃんを、モンちゃんは唯一の居場所のように感じていた。弓道部に入ったモンちゃんに、部長・武藤白(高橋由真)が何かと目をかけてくる。一方ちーちゃんはオカルト研究会に入り、部室で高校に伝わる“七不思議”ノートを発見。7つ目の謎である“聞き耳桜”は、6つの謎を全て経験したものだけに願いを叶えてくれるという。嫌がるモンちゃんを引き連れ、早速“七不思議”めぐりをはじめる。血染めのピアノ、苔地蔵、彼は誰の鏡…めぐっていくうちに、ふたりの周辺には不可思議な出来事が起こり始める。次第に、それらはモンちゃんが抱えてきた秘密をも明らかにしていく。桜も散ったある日、同級生が急死する。その同級生は、以前ちーちゃんに促されたモンちゃんが、いじめられているところを助けた女の子だった。その死を聞いたちーちゃんは「彼女をモンちゃんに近づけないでと、苔地蔵に願ったせい」と涙を流す。同じ日、モンちゃんは武藤先輩から告白を受ける。ふたりが別れてから、武藤先輩のあとを追いかけ、バスの中でちーちゃんは声をかけるが、武藤先輩にはちーちゃんの声が届かない。そして、バスの運転手にも…。翌日、学校に来ないちーちゃんをモンちゃんは探しに行く。着いた場所は、あの“聞き耳桜”だった。
「ちーちゃんは悠久の向こう」の解説
日日日(あきら)の同名小説を映画化。オカルト好きの千草と共に“学園七不思議”を探る悠斗の周辺で起き始める不可思議な現象と恋心が絡み合う。監督は東陽一や犬童一心などの現場にフリー助監督として参加し、本作がデビュー作となる兼重淳。出演は「時をかける少女」で声優をつとめた仲里依紗、「バッテリー」の林遣都。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2008年1月19日 |
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キャスト |
監督:兼重淳
原作:日日日 出演:仲里依紗 林遣都 高橋由真 波瑠 奥村知史 小野まりえ 永山菜々 飛田光里 中山祐一朗 霧島れいか 堀部圭亮 西田尚美 |
配給 | シナジー |
制作国 | 日本(2007) |
上映時間 | 94分 |
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ユーザーレビュー
総合評価:4.33点★★★★☆、6件の投稿があります。
P.N.「柳」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2008-03-24
仲里依紗ちゃんの安定した演技力が素晴らしいです。