P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2018-07-02
何と云ってもロジャー・デイーキンスの凝った其のカメラワークの美学に尽きるんだろうね!きっと,製作に主演のびブラット・ピットと名匠リドリー・スコット監督の名も並んだ…。
じぇしーじぇいむずのあんさつ
総合評価4.5点、「ジェシー・ジェームズの暗殺」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
何と云ってもロジャー・デイーキンスの凝った其のカメラワークの美学に尽きるんだろうね!きっと,製作に主演のびブラット・ピットと名匠リドリー・スコット監督の名も並んだ…。
静かな緊張感が漂う映画でした。仲間のエピソード一つひとつがジェシーの怖さをじわじわっと高めて行きます。大好きなブラピが凄く怖かった。音楽もよかったです。ケイシーも最高でした。特にラストの表情、よかったです。原作やパンフを買ってしまう程、私は、はまりました。
ちょっと人物関係を理解するのに時間がかかったけど、内容は深い映画でした。ブラッド・ピットの演技は本当に凄いと感心しました。ジェシーがなぜガンベルトを外したのか、という疑問点が残るけど、それを考えるのもおもしろいです。ケイシー・アフレックも見事に卑怯な暗殺者を演じきっていました。
これは前半で出てしまう人が多いのでは、と思った。短い時間に似通った人物が次々と出て、主たる視点がはっきりしない。そこに後半に繋がりのないエピソードが、意味ありげに入るなど、分かりにくくする要素もある。予備知識を仕入れてから見に行ったのだが。が、後半からラストにかけて、人物が「すっきり」してから、突然ピントがはっきりし、深みが出てくる。後日談の部分こそメインテーマだろうに、「引く力」の不足が惜しい。