阿波DANCE 作品情報
あわだんす
東京でヒップホップユニットを組み大会で優勝した川村茜(榮倉奈々)は、両親が離婚し母・恭子(高樹沙耶)とともに母の故郷・徳島へ越してくるが、あまりにもヒップホップからかけ離れた環境に愕然とする。翌日、転校した高校でダンス部の戸を開くと、コージ(勝地涼)、ユッキー(北条隆博)、カズ(橋本淳)、ミノル(尾上寛之)が阿波踊りを踊っている。阿波踊りを否定する茜にコージは激怒するが、ユッキーら3人は初めて見るヒップホップに心酔する。阿波踊り本番まであと1ヶ月。茜と踊りたいがコージとの友情を捨てるわけにもいかない3人は、阿波踊りとヒップホップの融合を思いつく。こうして、チーム阿波DANCEが結成された。だが、AWA DANCEは阿波踊りの審査会で、コージの父・孝雄(高橋克実)に無惨にも却下され、披露する場がなくなる。AWA DANCEへの思いを捨てきれないユッキーは茜にもう一度一緒に踊ろうと説得するが、いい返事はもらえない。一方コージは、茜がなくしたヒップホップ大会の金メダルを渡す。しかし、昔の自分を引きずっているとコージは言い、茜はメダルを海に投げ捨ててしまう。茜はニューヨーク行きを決意し、孝雄にAWA DANCEを否定した理由を聞きに行く。阿呆になれていないという孝雄の返事を聞いたコージは、茜をかばい日頃から溜まっていた父への不満を爆発させる。コージは茜を、地元の人たちが熱心に阿波踊りを練習しているところへ連れて行く。楽しげな様子を見て思わず阿波踊りのステップを踏んだ茜は、もう一度やってみないか、と言う。チーム阿波DANCEが始動しようとしたとき、茜に思いを寄せるユッキーは複雑な気持ちを抱え、練習に来なくなる。コージはユッキーを責め殴り合いになり、止めに入った茜にユッキーは告白。再びチームはばらばらになる。本番当日。ユッキーと茜がこない理由をコージが話そうとしないため、カズとミノルも参加を拒否。コージはたったひとりで踊り始めるが……。
「阿波DANCE」の解説
ヒップホップを愛する女子高生が徳島に転校し、阿波踊り部の男子生徒たちとぶつかりながら阿波踊りとヒップホップが融合した新しい踊りを生み出していく青春ムービー。監督は「エンマ」の長江俊和。出演は「僕は妹に恋をする」の榮倉奈々、「亡国のイージス」の勝地涼、「フラガール」の高橋克実ほか。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2007年8月18日 |
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キャスト |
監督:長江俊和
出演:榮倉奈々 勝地涼 北条隆博 橋本淳 尾上寛之 岡田義徳 星野亜希 CO-KEY 久保晶 笑福亭松之助 高樹沙耶 高橋克実 |
配給 | 「阿波DANCE」Film Partners |
制作国 | 日本(2007) |
上映時間 | 111分 |
ユーザーレビュー
総合評価:2.5点★★☆☆☆、2件の投稿があります。
P.N.「江戸とまと」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2008-03-17
榮倉奈々をはじめとして若手俳優のフレッシュな演技は観ていてすがすがしかったです。残念なのは題名にもなっている阿波ダンスの出来が中途半端な点だけです。KABAちゃんが振り付けをしたらしいですが、阿波踊りとHIPHOPの融合はそんなに簡単なことではないと思います。