こわい童謡 表の章 作品情報
こわいどうようおもてのしょう
東京郊外の名門校、聖蘭女学院。転校生の正木彩音(多部未華子)は奇妙な幻聴に悩まされていた。そんな時、寮のルームメイトで同じ合唱部員の小川奈々香(秦みずほ)が校舎の屋上から飛び降り自殺する。死の直前、奈々香は『かごめかごめ』を口ずさんでいた。さらに合唱部の部長、染谷未紀(近野成美)も失踪する。未紀を捜す彩音はトイレで、首を吊ったまま『とおりゃんせ』をささやく未紀の異様な姿を目撃する。衝撃で気を失った彩音は保健室で目覚める。合唱部の顧問、栗原美咲(霧島れいか)と彩音はトイレを訪れるが、未紀の痕跡はない。新たなルームメイト、二宮紗世(しほの涼)も深夜、彩音の目の前で『はないちもんめ』を口ずさみながら、おぞましい姿のまま失踪する。失意の彩音は図書室で偶然手にした古書『童謡綺談』の一節から、一連の事件に童謡が絡んでいることに気づく。童謡に秘められたメッセージの通りに事件が起きている?! 彩音は元合唱部員の真壁亜里砂(悠木早矢)と出会う。亜里砂によると、この学校には過去にも失踪や自殺が相次いでいたという。そしてそれは、合唱部が練習をしている音楽室の呪いのせいだと話す。そんな亜里砂も『ひらいたひらいた』の歌詞をなぞるように蓮のツタに全身を締め上げられて惨殺される。すべてが幻? この学校に何が? 彩音は一人で事件の謎に立ち向かおうとする。しかしそんな彩音にさらなる悲劇が襲いかかる!
「こわい童謡 表の章」の解説
成立過程や歴史などに不明点が多く、その歌詞には多義的な解釈の余地がある童謡をモチーフに描くジャパニーズホラー。まずは次々に起こる凄惨な事件とともに、謎が深まるばかりの【表の章】。そして【裏の章】では、謎解きが開始される。【表の章】主演は本作がホラー初主演となる「夜のピクニック」「俺は、君のためにこそ死ににいく」の多部未華子。監督は「渋谷怪談 THEリアル都市伝説」の福谷修。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2007年7月7日 |
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キャスト |
監督:福谷修
出演:多部未華子 近野成美 悠城早矢 秦みずほ しほの涼 笠原紳司 霧島れいか |
配給 | 東京テアトル |
制作国 | 日本(2007) |
上映時間 | 74分 |
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