P.N.「オーウェン」さんからの投稿
- 評価
- ★★☆☆☆
- 投稿日
- 2024-05-14
建設会社の社長の依頼で、ねずみ男が妖怪仲間を使って、団地の人々を脅して、立ち退かせようとする。
このあたりは定石っぽい。
ねずみ男の大泉洋もかなり頑張っていて、うんうん、ねずみ男ってこんな感じよねぇ、みたいな感じで、結構納得。
猫娘は、見た目が変。あのでっかい頭とリボン。ちょっとカッコワルイ。
砂かけ婆と子泣き爺もそこそこ良い感じ。
目玉おやじはCGだし、声優さんも同じ方なので、全く問題なし。
しかし、一番の問題は一番問題があってはならない「鬼太郎」自身。
ウエンツが悪いわけじゃないけど、ウエンツが演じているせいで軽くて、普通のお兄ちゃんっぽい。
実花のことが好きになってしまい、恋の病で苦しんでみたり。
結局は目玉のおやじが、妖怪モノワスレに頼んで、実花と家族から鬼太郎の記憶を消し去ってしまって、チャンチャンなのだが------。
なんかストイックな鬼太郎のイメージが、崩れてしまう(泣)。
ものすごく豪華なキャストなのに、ツッコミどころ以外は何もない、とってもつまらない映画だった。