エンマ 作品情報
えんま
渋谷・スクランブル交差点。「このけいかくは、ぜったいせいこうする。だれかがだれかをたすけることなく、まんなかからくさってゆく。そして ひとりひとりしんでゆく」“enma start”…目を覚ました遥冬(塚本高史)は、何故か病室のベッドにいた。鉄格子の窓、施錠されたドア、周囲には五つのベッド。そこには見知らぬ五人の男女がいた。メンバーは、中年の刑事、製薬会社の研究者、白髪交じりの老人、タトゥーの入った若者、ひきこもりの少女、そして大学生の遥冬。六人に共通するのは、注射の痕と、「渋谷にいた」という記憶だけだ。不安に苛まれる一同。そんな時、突然、若者が頭痛を訴えてうずくまった。老人が手を差し伸べるが、なす術もなく若者は死んでしまった。残った五人は、密室と死の恐怖から逃れるため、記憶をたどろうとするが、やがて他人を疑うようになり、結局は混乱状態に陥ってしまう。そしてまた一人、犠牲者が生まれる…。そんな絶望的な状況の中で突如、遥冬の意識に浮かび上がる少女との恋の記憶。しかし、危機的状況から脱しようとする遥冬には、思わぬ結末が待ち受けていたのだった……。
「エンマ」の解説
密室に閉じ込められた六人に一人ずつ訪れる謎の死。一体誰が? 何のために? 愛と恐怖と幻想が交錯する新感覚スタイリッシュ・スリラー。主演は、塚本高史(「木更津キャッツアイ・ワールドシリーズ」)、そして近野成美(「夜のピクニック」)。監督は「ゴーストシステム」など、ホラーやサスペンスの演出に定評のある長江俊和。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2007年2月24日 |
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キャスト |
監督:長江俊和
出演:塚本高史 近野成美 佐藤重幸 坂本爽 山田明郷 ベンガル |
配給 | 日本出版販売 |
制作国 | 日本(2006) |
上映時間 | 84分 |
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