ユメ十夜 第一夜 作品情報
ゆめじゅうやだいいちや
作家の百けん(松尾スズキ)と妻のツグミ(小泉今日子)は、根津権現裏の家で平穏に暮らしていた。ツグミは土間の喫茶店で働いており、百けんは机に向かっているが、なかなか筆が進まない。それどころか、時間がさかのぼっているような感覚を覚える。やがてツグミは静かに着物を脱いで横たわり、「百年可愛がってくれたんだから、もう百年、待っててくれますか?」と言い残し、消え入るように死んでしまう。百けんはツグミの言葉を信じて待ち続け、ある時、美しい百合の花が百けんの前で花開く。百年はもう来ていたのだ。
「ユメ十夜 第一夜」の解説
明治の文豪・夏目漱石が1908年に発表した短編小説『夢十夜』を、10人の映画監督が映像化したオムニバス作品の第一夜。死んだ妻の転生を待つ男の姿を描く。監督は「姑獲鳥の夏」の実相寺昭雄。出演は「恋の門」の松尾スズキ、「空中庭園」の小泉今日子。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2007年1月27日 |
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キャスト |
監督:実相寺昭雄
出演:小泉今日子 松尾スズキ |
配給 | 日活 |
制作国 | 日本(2006) |
上映時間 | 110分 |
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