ディセンバー・ボーイズ 作品情報
でっせんばーぼーいず
1960年代、オーストラリア内陸部。厳格なカトリック教会付属の孤児院で育った10代の少年4人、マップス(ダニエル・ラドクリフ)、スパーク(クリスチャン・バイアーズ)、ミスティー(リー・コーミー)、スピット(ジェイムズ・フレイザー)。同じ12月生まれの彼らは、自分たちを置いて、より幼い子供たちが温かい家族に引き取られていくのを見送る日々を長い間過ごしてきた。そして近頃、次第に大人になっていく自分たちには、引き取り手は永遠に現れないのではないかと、焦りを感じるようになっていた。そんなある日、4人は誕生日のお祝いに年末の夏休みを海辺で過ごすことを許され、大喜びで出かけていく。初めての海岸で開放感一杯にはしゃぎまわる彼らが出会ったのは、“豪胆”と呼ばれる男(サリバン・ステイプルトン)とその妻・テレサ(ビクトリア・ヒル)。子供がなかなかできない夫妻と少年たちは、バイクに乗せてもらうなどして交流を深めていく。一方、最年長のマップスは地元の少女・ルーシー(テレサ・パーマー)と出会い、これまでにない気持ちの高ぶりを感じる。やがて少年たちは“豪胆”夫妻が4人の中から養子を迎えるつもりでいることを知ってしまう。ただし、それは1人だけ。それを聞いた少年たちは、まさに理想的な両親になりそうな夫妻に気に入られようと、小競り合いを始める。だが、マップスは養子のことを気にしながらも、ルーシーに惹かれていく気持ちを抑えることが出来ずにいた。これまで拒絶されるばかりで辛い想いを胸に秘めてきた少年たちは、「今度こそ」という気持ちが行き過ぎるあまり、固く結ばれていた友情にひびが入り始める……。
「ディセンバー・ボーイズ」の解説
「ハリー・ポッター」シリーズのダニエル・ラドクリフが挑んだ等身大の少年の成長物語。オーストラリアの孤児院を舞台に、固い絆で結ばれた4人の少年たちのひと夏の姿を綴る。監督は『X-ファイル』などのTVシリーズで活躍したロッド・ハーディ。脚本のマーク・ローゼンバーグは本作でオーストラリア脚本家組合・脚色賞を受賞。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2007年12月1日 |
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キャスト |
監督:ロッド・ハーディー
出演:ダニエル・ラドクリフ クリスチャン・ベイヤーズ リー・コーミー ジェイムズ・フレイザー サリバン・ステイプルトン ヴィクトリア・ヒル ジャック・トンプソン ラルフ・コッテリル テレサ・パルマー |
配給 | ワーナー・ブラザース |
制作国 | アメリカ(2007) |
上映時間 | 105分 |
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