約束(2006) 作品情報
やくそく
2001年。ピョンヤンに住む青年ソノ(チャ・スンウォン)は、家族と平穏に暮らしていた。しかし、ソノ一家が南朝鮮と連絡していたことが保衛部にばれ、亡命することになった。冷たい雨が降る夜、恋人のヨナ(チョ・イジン)と涙の別れをするソノ。あとで必ず迎えを寄越すと約束し、韓国へと亡命した。ソウルにやってきたソノは、ヨナの脱北資金を溜めるために身を粉にして働いていた。そんな時、姉から衝撃的な話を聞かされるソノ。ヨナが嫁に行ってしまったというのだ。ショックを受けたソノを、ソウルで知り合った女性・キョンジュ(シム・ヘジン)が慰めてくれた。そして月日が過ぎ、2004年。ソノの一家は、家族で力を合わせて北の名物・ピョンヤン冷麺を売りにする食堂を開店させた。ソノはキョンジュと結婚し、店は目が回るほど繁盛していた。そんなある日、ヨナが脱北し、韓国に来たという知らせが入った。再会したヨナはやつれ切っていた。ヨナは、ソノを思って結婚を取りやめ、死を覚悟して亡命してきたのだという。そんなヨナを前に、自分が結婚したとはどうしても言えないソノ。二人はまるでピョンヤン時代を再現するかのようにデートをした。しかし、どうしても自分の嘘に耐え切れなくなったソノは真相を話してヨナに別れを告げた。自分で決めた別れだったがヨナを失ったソノは虚脱状態に陥ってしまう。そんなある日、ソノはバス停に佇むヨナを見つけた。愛おしさにヨナを抱きしめ、もう二度と別れないと誓うソノ。しかし、ヨナはソノとは別の決意を胸に秘めていたのだった……。
「約束(2006)」の解説
愛し合う者たちの運命のすれ違いを切なく描いた悲恋映画。主演は、「バンジージャンプする」のチャ・スンウォン。その相手役には、この作品が出演第2作目となるチョ・イジン(「台風太陽」)が扮している。監督は長年テレビドラマを手がけてきたアン・パンソクで、この作品が長編映画デビュー作となる。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2007年11月23日 |
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キャスト |
監督:アン・パンソク
出演:チャ・スンウォン チョ・イジン シム・ヘジン ソン・ジェホ ユ・ヘジン |
配給 | 角川映画 |
制作国 | 韓国(2006) |
上映時間 | 110分 |
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