P.N.「リートン」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2008-09-04
いやぁ~これはとにかく印象に残りました。
二人の主人公がぶつかり合うなか、心のどこかでお互いを理解し、二人の中で一切の妥協もない結末も最高。
まさに衝撃的な感動をありがとう!
よんふんかんのぴあにすと
総合評価4.5点、「4分間のピアニスト」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
いやぁ~これはとにかく印象に残りました。
二人の主人公がぶつかり合うなか、心のどこかでお互いを理解し、二人の中で一切の妥協もない結末も最高。
まさに衝撃的な感動をありがとう!
ドイツ映画はいつも何か気付かされます。
今回も口数少な目で、雰囲気やシンプルで繊細な動作に魅了されていきました。
正に最後の『4分間』の迫力が凄かった。
いい意味で疲れる映画でした。主人公二人が、絶対譲らない性格で、とことんぶつかりあう。そして最後まで自分の世界を毅然と保ったまま、相手の世界を認め敬意を持つようになる。その過程の、妥協しない、緻密な描写は見ごたえがあります。
その一方で、演奏シーンが重要な映画で、二回目のコンクールの演奏がそっくり省かれるなど、上映時間との妥協が惜しい。カットしただけであれば、DVDには入れてほしいと思った。
あまり公開劇場が多くないですが、アメリカ映画とちがう雰囲気がありよかったです。回想でナチスのことが出ますが(物語の比較的重要なソースなんです)、知識がなく理解が追い付かなかったのが我ながら残念。