アフター・ウェディング 作品情報

あふたーうぇでぃんぐ

インドで孤児院を経営するヤコブ(マッツ・ミケルセン)の元に、デンマークの実業家・ヨルゲン(ロルフ・ラッセゴード)から、多額の寄付の申し出があった。寄付の条件は、ヤコブがヨルゲンと直接会って話をする事。ヤコブは、故郷のデンマークでヨルゲンと顔を合わせ、寄付の契約を行う。それだけでは終わらず、ヨルゲンは、週末の娘の結婚式にまで、ヤコブを誘う。誘いに応じて、出席したヤコブは、式場に昔の恋人ヘレネ(シセ・バベット・クヌッセン)の姿を見つけ驚く。ヘレネは、今やヨルゲンの愛妻となり、一人娘と双子の息子とを持つ母親となっていた。だが、ヤコブをそれ以上に混乱させる出来事が起こる。ヨルゲンの娘・アナ(スティーネ・フィッシャー・クリステンセン)が、花嫁のスピーチで、ヨルゲンへの感謝と共に、ヨルゲンが実父でないこと、本当の父親はヘレネの過去の恋人であることを語ったのだ。ヤコブは翌日、ヨルゲンの家を訪れ、何も知らされていなかった怒りをヘレネにぶつける。その様子を見ていたアナに、ヘレネが全てを打ち明けると、アナは自ら、ヤコブの滞在するホテルを訪れる。二人は、離れていた時間を埋めるかのように語り合った。インドへ戻ろうとするヤコブに、ヨルゲンは更なる契約を求める。今度の契約の条件は、ヤコブが、デンマークに住み続けることだった。ヤコブは、ヨルゲンの真意をはかりかね、ヨルゲンと口論になる。ヨルゲンは、遂に、ヤコブの孤児院への寄付の理由、そして、不可解な寄付の条件の真相を語り始める。

「アフター・ウェディング」の解説

慈善活動に打ち込む一人の男と、その活動への寄付を申し出る実業家。そして、実業家の妻。三人の男女を襲う抗いようのない運命の中、家族の、そして男と女の愛が交錯し合う人間ドラマ。監督は、「しあわせな孤独」のスサンネ・ビア。主人公・ヤコブには、「007/カジノ・ロワイヤル」のマッツ・ミケルセン。2007年アカデミー賞外国語映画賞ノミネート作品。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2007年10月27日
キャスト 監督スザンネ・ビエール
出演マッツ・ミクルセン ロルフ・ラスゴード シセ・バベット・クヌッセン スティーネ・フィッシャー・クリステンセン クリスチャン・タフドルップ フレデリック・グリッツ・アーンスト クリスチャン・グリッツ・アーンスト イーダ・ドゥインガー モナ・マルム ニール・レーンホルト アナ・フレティング ヘンリク・ラーセン ニルス・アンダース・トーン ヘニング・イェンセン トーマス・ヴォス トゥルールス・II・ムンク ジュリー・R・エルゴー クラウス・フリガーレ ミーナル・ペタル ニーラル・ルムチャンダニ
配給 シネカノン
制作国 デンマーク(2006)
上映時間 119分

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最終更新日:2022-07-26 11:03:36

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