インベージョン(2007) 作品情報

いんべーじょん

ワシントンで精神科医として勤めるキャロル・ベネル(ニコール・キッドマン)は戸惑っていた。スペースシャトルが爆発し、その対策チームの一員としてワシントンに戻ってきていた元夫のタッカー(ジェレミー・ノーサム)が突然、一人息子のオリバー(ジャクソン・ボンド)に面会を申し出てきたからだった。時を同じくして、キャロルのもとに女性患者が訪れる。「夫が別人になってしまった」と訴える患者を、はじめはただ妄想と診断するが、やがてキャロルの周りでも次々と不可思議な事が起こりだす。友人でありよき相談相手でもあるベン・ドリスコル(ダニエル・クレイグ)も現状に違和感を覚え、同僚のガレアーノ(ジェフリー・ライト)と原因究明に乗り出す。オリバーをタッカーのもとへ送り届けた夜、キャメロは真夜中過ぎに国税調査員の訪問をを受ける。無表情で無理矢理家に押し入ろうとするのを寸前で食い止め、キャロルは、もはや街中がおかしくなっているという疑惑を確信へと変える。そしてやがてガレアーノが「異変は睡眠によって引き起こされる」という事実を突き止める。世界規模で蔓延する現象だが、なぜかアメリカだけは新型インフルエンザが原因として、CDC(疾病対策センター)で予防接種を行っていた。そこへキャロルの友人から、泊まりにきた友達の様子がおかしいと連絡が入る。駆けつけた友人の家で、キャロルたちは睡眠中の人間が変化していく様子を目の当たりにする。オリバーが心配になったキャロルは急いでタッカーの家に向かうが、そこにはオリバーの姿はなく、表情のない男女数人に囲まれたタッカーだけがいた。キャロルはCDCの要職であるタッカーが事件の張本人ではないか、という疑問を持つが、次の瞬間にはタッカーに感染源である謎の液体を吐きかけられてしまう。これで眠ってしまったら最後─いなくなった息子を見つけるべく、キャロルの過酷な戦いが幕を開ける……。

「インベージョン(2007)」の解説

一夜にしてまわりの人間が別人になっていくという恐怖を描いたサスペンス。監督は「ヒトラー~最後の12日間」のオリバー・ヒルシュビーゲル。出演は「めぐりあう時間たち」のニコール・キッドマン、「007/カジノ・ロワイヤル」のダニエル・クレイグ、。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2007年10月20日
キャスト 監督オリヴァー・ヒルシュビーゲル
出演ニコール・キッドマン ダニエル・クレイグ ジェレミー・ノーザム ジェフリー・ライト ジャクソン・ボンド
配給 ワーナー
制作国 アメリカ(2007)
上映時間 96分

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、7件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2019-06-20

そして,テイム・バートン監督の傑作SF映画「マーズ・アタック!」に引き続き本篇を視ると、前者の強敵火星人が想い掛け無い脆さを持っていた様に,本インベージョンの非情な強菌ウイルスにも医学的な弱点が有るんだねえ。ラストシーンの「戦争や暴力の無く為る社会が訪れる時は其れはもう人間が人間で無く為った時だろう」云々のTVニュースのナレーションは何時も考えさせられて仕舞う。今回ウイルスに侵された者が言った理想論を見事に覆すから?

最終更新日:2022-07-26 11:03:36

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