ブラック・スネーク・モーン 作品情報
ぶらっくすねーくもーん
アメリカ南部の片田舎に住むラザラス(サミュエル・L・ジャクソン)はブルース・ミュージシャンだったが、現在は畑仕事に精を出し、毎週教会に通う日々を送っていた。しかし愛する妻が自分の弟と関係を持ち去っていったことに絶望し、しまい込んだギターを再び手にする。ある朝、ラザラスは道端で半裸のまま血だらけで倒れている若い女を拾う。彼女は男と見れば誰とでも寝てしまうレイ(クリスティーナ・リッチ)。幼少時代に受けた虐待の影響でセックス依存症となっていたレイは、恋人のロニー(ジャスティン・ティンバーレイク)が新兵訓練所へと向かった夜、孤独に耐え切れずにパーティーでドラッグに溺れ、ロニーの友人のギルを侮辱、殴られて車から突き落とされたのだ。訳の分らぬままレイを家に連れて帰り、薬を与えて看病するラザラス。意識が朦朧としながらも汚い言葉を吐き、恋人の名を呼んで外へ飛び出していくレイを優しく抱いて家へ連れ戻したラザラスは、彼女の心の闇を察し、逃げ出さないように太い鎖を腰に巻く。2日後、やっと目覚めたレイは、見知らぬ黒人の顔と腰に巻かれた鎖を見てラザラスを罵倒するが、彼はレイの忌まわしい部分を治すことは神によって自分に与えられた使命なのだと告げる。散歩をさせ、上品な衣類を買いそろえて“治療”に専念するラザラスをレイは誘惑するものの、彼の信念は全く揺らぐことはない。レイに変化が見られてきた頃、重度の不安症と診断されたロニーが除隊されて町に帰ってきた。しかし家にはレイの姿が見当たらないばかりか、ギルからレイの今までの行いを聞かされて逆上したロニーは、銃を手にギルの車を奪って恋人を探しにいく。一方、ラザラスは鎖を解き、“治療”の最終段階へと取りかかる。レイに最も必要なのは恋人のロニーなのだということに思い当った彼は、自分にとって何が必要なのかにも気付く。そんな中、ついにロニーはレイの居場所を突き止める。
「ブラック・スネーク・モーン」の解説
妻に出て行かれた男が、性的虐待の影響でセックス依存症となった女を助けるために彼女を鎖でつなぐ、心の交流と愛を描いた物語。監督は「ハッスル&フロウ」のクレイグ・ブリュワー。出演は「スネーク・フライト」のサミュエル・L・ジャクソン、「バッファロー’66」のクリスティーナ・リッチ、「シュレック3」のジャスティン・ティンバーレイクほか。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2007年9月1日 |
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キャスト |
監督:クレイグ・ブリュワー
出演:サミュエル・L・ジャクソン クリスティーナ・リッチ ジャスティン・ティンバーレイク S・エパサ・マーカーソン ジョン・コスランJr. マイケル・レイモンド・ジェームズ キム・リチャーズ エイドリアン・レノックス |
配給 | UIP |
制作国 | アメリカ(2006) |
上映時間 | 115分 |
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2018-04-17
クリステイーナ・リッチ嬢とサミュエル・ジャクソンとの息の在った関係が面白くて見せて呉れるねぇ?同じ音楽を主題にした名篇〈はじまりのうた〉等も連想させる好展開で…。??