寂しい時は抱きしめて 作品情報
さびしいときはだきしめて
20代の女性ライラ(ローレン・リー・スミス)は、肉体以外で愛し合うということを知らない。その夜も、ライラは一時の熱を求めてクラブへと出かけた。酒に酔い洗面所でうずくまった彼女に、男が手にすくった水を飲ませる。それがデヴィッド(エリック・バルフォー)との出会いだった。二人は一目で互いに惹かれあう。その後、クラブハウスの裏でライラが別の見知らぬ男の誘いを受けるのを、デヴィッドは近くに停めた車の中から元恋人の女友達・ヴィクトリア(ポリー・シャノン)と一緒に見ていた。ライラとデヴィッドは視線を合わせながら共に別の相手と絶頂を迎える。翌日、ライラは昨晩と同じライブハウスへ立ち寄った。そのそばのアパートに住むデヴィッドは彼女の姿を見かけ、追いかける。ライラについていくデヴィッド。やがて二人は追いかけっこを楽しみ、町を走り、公園にたどりつく。ライラはいつものように自分の身体で彼を誘惑するが、それを見たデヴィッドはその場を静かに去っていった。二人は互いを意識したまま別々になってしまう。彼が忘れられずもう一度公園を訪れるライラ。ライラを見とめたデヴィッドは彼女に声をかけ、部屋へ誘う。そこで彼の腕に抱かれ、ライラは今までに経験したことのない、身体の関係だけではない愛情を実感し始める。片時も離れていたくないと愛情と身体を重ねていく二人。そんな二人に不幸が訪れる。蒸発した母親に続き、長い闘病の末にデヴィッドの父親が亡くなる。悲しみにくれるデヴィッドを受け止めきれないライラは、元の生活に逃げるようにクラブへと踊りに出かける。そんな彼女の行動をデヴィッドが許せる心の余裕はなかった。別れを告げられ、ライラは一人きりになってしまう。以前のように肉体の快楽によって自分の中に愛情を探そうとするが、彼女はもう、そんなことをしても本当の愛は生まれないと分かっていた。二人の愛を取り戻すために、デヴィッドはライラの元へ向かう……。
「寂しい時は抱きしめて」の解説
SEXはできてもそこに愛情を見つけられない、そんな現代女性の恋愛観と、本当の愛を見つけるまでの一人の若き女性の愛と性を描いた作品。監督は「ラブ・カム・ダウン」のクレメント・ヴァーゴ。主演は、TVシリーズ『ミュータントX』のローレン・リー・スミスと「イン・ハー・シューズ」のエリック・バルフォー。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2007年5月19日 |
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キャスト |
監督:クレメント・ヴァーゴ
原作:タマラ・フェイス・ベルガー 出演:エリック・バルフォー ローレン・リー・スミス ドン・フランクス ポリー・シャノン クリスティン・リーマン Ron White ケイト・リンチ |
配給 | AMGエンタテインメント |
制作国 | カナダ(2005) |
上映時間 | 93分 |
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