ロニー MODSとROCKが恋した男 作品情報
ろにーもっずとろっくがこいしたおとこ
スモール・フェイセズ~フェイセズを経て、ソロに転向した、ロニー・レインについてエリック・クラプトンやピート・タウンゼンドなどのアーティストたちをはじめとする、ロニーと関わりの深い友人たちが、彼との思い出や人生を語る。それと交差するように生前のロニーの声が自身の生い立ちを語り始める。ロンドンで生まれたロニーは、父親の<楽器が弾ければ、友達にいつも囲まれる>という言葉をきっかけに音楽に興味を持つ。10代の終わりになると、ケニー・ジョーンズらと出会い、バンドの結成を決める。ベーシストを志すことに決め、楽器店にベースを探しに行ったロニーはそこで店員をしていたスティーヴ・マリオットと出会う。そのとき彼らのバンドのヴォーカルが決まった。1965年、デビューを果たしたグループは、時代の波に乗り、瞬く間に頂点を極めることになる。しかしスティーヴ・マリオットが脱退。グループは危機に立たされるが、新たなヴォーカリスト、ロッド・スチュアートの登場で、フェイセズと名前を替えた彼らは、再び息を吹き返した。ところが、スターとなり、しだいに傲慢になっていくロッド・スチュアートを目にしたロニーは、自らグループを脱退し、ソロに転向する。彼は、サーカス団のテントを借りて、トレイラーで地方を回る巡業を行なったりしていた。しかし、多発性脊髄硬化症に冒されたロニーは、1973年頃からその症状が出始め、しだいにベースを弾くことが困難になっていく。その後、高圧酸素療法を受けた彼は、この治療法を普及させるために、エリック・クラプトンらに声をかけ、チャリティ・コンサートを開催する。コンサートは大成功に終わったが、このチャリティのためにアメリカへと向かった彼を待っていたのは、さらなる試練だった。常に自身の音楽と最高の夢を追い求めていた男、それがロニー・レインだったのだ。
「ロニー MODSとROCKが恋した男」の解説
1960年代のイギリスの音楽シーンを代表するグループ、スモール・フェイセズ~フェイセズを率い、ソロへ転向後に病と闘いながらも、自身の音楽を常に追い求めていたロニー・レインの姿を綴るドキュメンタリー。彼の素顔をよく知る人々のインタヴューを中心に構成されている。監督はルパート・ウィリアムズとジェームズ・マッキー。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2007年5月12日 |
---|---|
キャスト |
監督:ルパート・ウイリアムズ
ジェームズ・マッキー
出演:ロニー・レイン エリック・クラプトン ピート・タウンゼンド スタン・レイン ロン・チャイムス Ian McLagan ケニー・ジョーンズ グリン・ジョーンズ スティーヴ・マリオット ロッド・スチュワート ロン・ウッド |
配給 | ハピネット |
制作国 | イギリス(2006) |
上映時間 | 95分 |
ユーザーレビュー
レビューの投稿はまだありません。
「ロニー MODSとROCKが恋した男」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。