ダフト・パンク エレクトロマ 作品情報
だふとぱんくえれくとろま
自動車に乗り込んだロボット、シルバー(ピーター・ハートゥ)とゴールド(マイケル・ライヒ)が、ハイウェイから小さな田舎町に入っていく。彼らは平和な光景を通り過ぎ、町外れにある研究所のような空間を訪れる。最先端の機器と科学者に身を預け、まもなく彼らの記憶の中の人間の姿になって出てくる。彼らは町まで歩いて戻るが、施術を受けた人間の姿は砂漠の熱ですぐに形が崩れ始め、醜く変形する。その姿は町の住人たちの注意を引き、ソフトクリームを舐めていた子供は、それと同じように溶けて崩壊していく彼らの顔を見て、思わずコーンを落としてしまった。まるで恐ろしいことでもやらかしてしまったように、町の住人たちに追いかけられるままに砂漠へと逃れた彼らは、ガソリン・スタンドのトイレの鏡を見て、自分たちの人間でもロボットでもない中途半端な姿を目にする。落胆した彼らは、寂しげな夕景が舞い降りる大地を彷徨い始める。人間になることができないと悟った彼らには、もはや目的と呼べるものはなかった。やがて彼らは砂丘の中、順番に息絶えていくのだった。
「ダフト・パンク エレクトロマ」の解説
人間になることを願う二体のロボットの旅を描いたSFロード・ムービー。監督は、トーマ・バンガルテルとギ=マニュエルからなるフランスの人気テクノ・ユニット、ダフト・パンク。出演は彼らのプロダクション、ダフト・アーツのアシスタントであるピーター・ハートゥ、マイケル・ライヒ。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2007年4月28日 |
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キャスト |
監督:トマ・バンガルテル
ギ=マニュエル
出演:ピーター・ハートゥ マイケル・ライヒ |
配給 | エイベックス・エンタテインメント=ロングライド |
制作国 | イギリス(2006) |
上映時間 | 74分 |
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