オール・ザ・キングスメン(2006) 作品情報
おーるざきんぐすめん
上流階級出身の新聞記者ジャック(ジュード・ロウ)がウィリー(ショーン・ペン)と初めて出会ったのは、ウィリーが州の下級役人だった頃だ。汚職政治を追及し、辞職に追い込まれたウィリーだが、その後、いきなり後ろ盾を得て州知事選に立候補する。対立候補の票を割るための当て馬に利用されたのだった。ジャックは、ウィリーに真相を告げ、演説スタイルを変えるように助言した。失意のウィリーは意を決し、演説原稿を破り捨てて自分の言葉で喋り出す。貧しい生い立ち、労働者や農民の立場に立っていること。この演説は貧しい人々の心を打ち、ジャックの応援記事と相まってウィリーの人気を急上昇させた。そしてついに知事になったウィリー。ジャックは彼の参謀となった。数年が過ぎウィリーの権力は絶大なものになったが、忌み嫌っていたはずの汚職や愛人スキャンダルにまみれる様になっていた。批判を浴びるウィリーを助けるために骨身を削って働くジャックだが、彼が密かに思慕を寄せていた幼馴染のアン(ケイト・ウィンスレット)とウィリーの関係を知るに及んで絶望の淵に立たされてしまう。そして知事の弾劾委員会が開かれている議事堂に二発の銃弾が響き渡った。
「オール・ザ・キングスメン(2006)」の解説
金、出世、名誉、愛、裏切り。人間の本性を余すところ無く描き、ピュリッツアー賞に輝いたロバート・ペン・ウォーレンの実話小説をもとにした人間ドラマで、1949年度のアカデミー賞3部門(作品、主演男優、助演賞)を受賞したロバート・ロッセン監督の名作のリメイク。主演は、ショーン・ペン(「ミスティック・リバー」)、ジュード・ロウ(「リプリー」)、ケイト・ウィンスレット(「タイタニック」)。監督は「シビル・アクション」のスティーヴン・ゼイリアンだ。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2007年4月7日 |
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キャスト |
監督:スティーヴン・ザイリアン
原作:ロバート・ペン・ウォーレン 出演:ショーン・ペン ジュード・ロウ ケイト・ウィンスレット ジェームズ・ガンドルフィーニ マーク・ラファロ パトリシア・クラークソン アンソニー・ホプキンス |
配給 | ソニー・ピクチャーズ |
制作国 | アメリカ(2006) |
上映時間 | 128分 |
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2019-03-08
本編のoriginal版のアカデミー賞(ロバート・ロッセン監督)作品に出演した女優マーセデス・マッケンブリッジがウエスタンでジョーン・クロフォードと女傑対決した名篇が「大砂塵」だった。ニコラス・レイ監督の映画は男社会の西部劇の中でヒロイン主体に燃えさせた,ジョニー・ギターの奏でる音色が哀しく響き!?