映画館の恋 作品情報
えいがかんのこい
<第1部>映画の物語。チョン・サンウォン(イ・ギウ)は大学の入学試験を終えたばかり。兄から普段より多めにおこづかいをもらって鐘閣(チョンガク)の街に出かけた。サンウォンは街の眼鏡屋の店先で偶然ある女性に出会ってしまう。中学校時代の初恋の人ヨンシル(オム・ジウォン)。もう2度と会えないと思っていたサンウォンだったが……。10代最後の年、ヨンシルとサンウォンの運命はどうなっていくのか。<第2部>第1部の物語を映画館で観た観客の物語。キム・ドンス(キム・サンギョン)は鍾路(チョンノ)の映画館で先輩が監督した作品を観終わったばかり。彼は映画の主人公がまるで昔の自分のように思えてならない。おまけに劇場の前で今観た映画に出演していた女優(オム・ジウォン)と偶然出会ってしまった。彼女の名前はチェ・ヨンシル。彼女も自分が出演した映画を観に映画館へ来たらしい。その夜、ドンスのもとに同窓会の副会長をしている友人から連絡が入った。映画監督になった先輩を励ます会を催すので出席しろとの事だった。先輩は今病院に入っている。行くべきかやめるべきか迷いながら鍾路の街をさまようドンス。彼はふと思いついて、映画の中に出てくる場所を巡ってみたくなった。そんな時、ファンにサインをしている女優ヨンシルを見かける。勇気を出して声をかけるドンス。驚いたことにヨンシルはとても親切な対応をしてくれた。ドンスは彼女との出会いを自分の運命のように感じ始めるが……。
「映画館の恋」の解説
「気まぐれな唇」「女は男の未来だ」のホン・サンス監督が、“劇場”と“観客”と“映画”の親密な共犯関係を2部構成で描いた異色のラブ・ストーリー。ソウルの街角で映画をめぐって男女がめぐり会い、恋に落ちる。「殺人の追憶」のキム・サンギョン、「Sad movie<サッド・ムービー>」のイ・ギウら韓国の若手演技派が出演。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2007年3月31日 |
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キャスト |
監督:ホン・サンス
出演:キム・サンギョン オム・ジウォン イ・ギウ |
配給 | チョンオラム |
制作国 | 韓国(2005) |
上映時間 | 89分 |
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