フィレーネのキライなこと 作品情報
ふぃれーねのきらいなこと
「ソーリー(ごめんなさい)」という言葉が大っ嫌いで、人がその言葉を口にしたのを聞くだけで、すぐにキレてしまうフィレーネ(キム・ファン・コーテン)。常に一歩も譲らずキレやすい性格の彼女は、恋も長続きしない。今日も恋人ディラン(ダーン・スフーアマンス)の浮気を嗅ぎつけ、現場を押さえたフィレーネは窓ガラスをぶち破り、彼と大喧嘩に。そんなフィレーネに素敵な味方が現れた。ディランの親友、マックス(ミヒル・ハウスマン)だ。たちまち恋に落ちるふたり。しかしラブラブなのも束の間、マックスは俳優を志しNYへ。とり残されたフィレーネは、独りの寂しさに耐え切れず、マックスを追いかけてNYへ行く。はるばる会いにきたフィレーネをマックスは優しく迎えるが、彼は芝居の準備で忙しく、あまり彼女の相手をする時間がなかった。フィレーネは不満に感じるが、いつものマイペースでNYライフを楽しむことに。だが、彼が演じる『ロミオとジュリエット』は過激なセックス描写を取り入れており、フィレーネは相手役のジョアン(レオーナ・フィリッポ)に烈しい嫉妬心を抱き、リハーサルを邪魔して演出家の怒りを買ってしまう。マックスはフィレーネに謝罪を求めるが、彼女が「ソーリー」と言うはずはない。『ロミオとジュリエット』の初日、ジョアンと裸で絡むマックスを見ていられなくなったフィレーネは、上演中だというのに大声で芝居を酷評し、台無しにしてしまう。この舞台に役者人生をかけて頑張ってきたマックスだったが、それでもフィレーネを許そうとし、彼女に謝罪の機会を与える。しかし、やはり「ソーリー」の一言がいえないフィレーネ。とうとうマックスも愛想を尽かし、彼女の前から立ち去っていく。マックスが離れていき、ようやく彼の大切さに気づいたフィレーネ。マックスに許してもらうために、果たして彼女は大嫌いな「ソーリー」という言葉を口にすることができるのか……。
「フィレーネのキライなこと」の解説
勝気な女の子フィレーネの、ちょっと過激だけど、とってもピュアなパワフル・ラブ・ストーリー。主役のフィレーネをキュートに演じているのは、「リトル・シスター」のキム・ファン・コーテン。監督・脚本は、「リトル・シスター」「アムス→シベリア」のロバート・ヤン・ウェストダイク。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2007年1月27日 |
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キャスト |
監督:ロバート・ヤン・ウェストダイク
原作:ロナルド・ジファート 出演:キム・ファン・コーテン ミヒル・ホイスマン タラ・エルダース ハデヴィック・ミニズ キーナン・レイヴン カート・ロジャース レオーナ・フィリッポ リースベット・カーマーリング ダーン・スフーアマンズ |
配給 | アートポート |
制作国 | オランダ(2003) |
上映時間 | 94分 |
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