年をとった鰐 作品情報
としをとったわに
今やリュウマチに蝕まれ、もう魚もとれない年をとった鰐。心の底から嫌気がさしたある日、鰐はひ孫を食べてしまう。一族は、彼の死刑を決めた。子孫達が、自分を尊敬しなくなったのにたえきれず、鰐はひとりナイルを去り、居場所探しの旅に出る。旅の途中、鰐が出会ったタコの女の子は、年を取りリュウマチでからだが丈夫でない鰐に、エサを取ってきてくれる。タコの女の子は、高尚で、慎み深く、思いやりがあった。そして彼女は、鰐にとって、とても魅力的な足を持っていた。二人で過ごす夜、鰐が、すでに眠った彼女を見つめるとき。鰐はぐっとがまんをしながら、考える。そして……。
「年をとった鰐」の解説
2002年の「頭山」でアカデミー賞短編アニメーション賞にノミネートされた山村浩二。それから、彼は、長い間、実現したいと考えていたフランスの童話作家レオポルド・ショヴォーの『年をとったワニの話』が山村浩二の繊細な作業によって蘇った。ほか、「ビーズ・ゲーム」「スワンプ」「フランク・フィルム」「リボルバー」「色彩幻想」「アリの冒険」「おとぎ話」と、国や時代を超えて輝きを放つ珠玉の短編アニメーションを併映する。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2006年8月5日 |
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キャスト | 原作:レオパルド・ショヴォー |
配給 | スローラーナー |
制作国 | 日本(2005) |
上映時間 | 13分 |
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