島ノ唄 Thousands of Islands 作品情報
しまのうたさうざんずおぶあいらんず
※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。
「島ノ唄 Thousands of Islands」の解説
日本を代表する詩人・吉増剛造が、奄美や沖縄の島々を巡り、人々の生活の中で歌われる「島ノ唄」に触れていくドキュメンタリー作品。今回の旅で吉増剛造が訪れるのは、沖永良部島、加計呂麻島、沖縄本島、奄美大島。これら南海に連なる島々には昔からヤマトの人間だけでなく中国や朝鮮半島、東南アジアから様々な人々が渡来してきた。そして戦後はアメリカの基地の文化も加わり、複雑に積み重なった時間が島特有の文化や言葉を生み出してきた。島に生きる人々はその中でそれぞれの「島ノ唄」を歌ってきた。基地の中に生家を残し、故里の唄を作る松田栄喜。島の祭事を司るノロの家に生まれ、ヤマトから来た作家と恋に落ちた島尾ミホ。自分を噛み片足を切断する原因となったハブを『山神様』と親しみを込めて呼ぶ奄美の古老の唄者・里英吉。島々を歩きながら、時間と風土と人の行き交いに気づいて驚く吉増は、自らも日本という『シマグニ』の唄を、一人の島人となって歌い始めるのだった。監督は数々のテレビ・ドキュメンタリーを演出してきた伊藤憲。本作が第一回監督作品となる。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2006年8月5日 |
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キャスト |
監督:伊藤憲
出演:吉増剛造 島尾ミホ 里英吉 松田栄喜 |
配給 | テレコムスタッフ |
制作国 | 日本(2006) |
上映時間 | 93分 |
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