WARU 作品情報

わる

氷室洋二(哀川翔)は暴力団との抗争で服役中、刑務所で更級十朗(真樹日佐夫)と運命的に出会う。出所後は、更級の主催する「地平同」の仕事を手伝う日々を送っていた。その仕事とは、極東マフィアの資金源とされる悪徳芸能プロ、誘拐専門カンパニー、地下賭博組織などを叩き、隠し金を吐き出させることだ。「地平同」の世直しは着々と進んでいたが、冷酷な極東マフィアの総支配人・王は、更級と氷室への「絶対暗殺指令」を下す。氷室は、父の遺した剣道場「無心塾」に、高校時代の恩師・美杉麗子(松坂慶子)と同居し、「地平同」の副長・源氏、若手の同志らと剣の稽古に余念のない日々を送っていた。一方更級は、子連れの小料理屋の女将・あや子と入籍し、新婚旅行に出かけるが王の部下である暗殺部隊にあや子と息子・広が誘拐される。救出に向かった更級は、身を挺して2人を救うが、凶弾に倒れる。かねてから「地平同」をマークしていた県警本部保安課係長・桜木は、氷室の「弔い合戦」を警戒。だが、それより早く氷室は行動を開始していた。極東マフィア内でも、部下の羅が王を殺害する謀反が起きる中、氷室は殺戮を繰り広げ、大激闘の末に湖上で羅を討ち取る。だが、氷室自身も湖底に沈み、消息を絶った……。半年後、来日中のアメリカ大統領夫人が誘拐される。「海神(わたつみ)の牙」という反米組織から大統領に犯行声明のメールが届き、その中に「海自艦隊の即時撤退を日本国に指示せよ」の一文があった。官邸では極秘会議が開かれ、撤退の指示がなされない場合、夫人は処刑されるという。そんな中、剣道場・敷島館に捜査の矛先が向かい、館長・大和礼にいち早く接触したのは、死んだはずの氷室だった。

「WARU」の解説

真樹日佐夫原作のロングセラー劇画『ワル 最終章』を、作家生活45周年を記念して劇場映画化。監督は「太陽の傷」の三池崇史。出演は「太陽の傷」の哀川翔。主人公の友人役で、原作者・真樹日佐夫も出演している。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2006年2月25日
キャスト 監督三池崇史
原作真樹日佐夫 影丸穣也
出演哀川翔 真樹日佐夫 袴田吉彦 萩原流行 吉野公佳 岡田浩暉 曽根英樹 街田しおん 前田日明 佐山サトル ジョニー大倉 川村ひかる 桜庭あつこ 栗原早記 ガッツ石松 小沢仁志 岡田眞澄 石橋凌 松坂慶子
配給 真樹プロダクション
制作国 日本(2006)
上映時間 123分

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最終更新日:2022-07-26 11:03:36

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