P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2021-01-12
流麗な五十畑幸勇のカメラワークで美しきportraitが刻まれるリメイク
いぬがみけのいちぞく
総合評価3.14点、「犬神家の一族(2006)」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
流麗な五十畑幸勇のカメラワークで美しきportraitが刻まれるリメイク
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
市川崑監督メモリアル作品。であるがゆえ中味の出来を論ずるべきでないが、願わくば以下の2点に手を加えて欲しかった。①犬神家の凄さ:御殿の外観、使用人の多さ、住民たちの崇拝ぶりを随所で強調 ②スケキヨとシズマの戦場でのやり取り~一卵生双生児と見紛うばかりの激似ぶりの描写…激烈ファンである還暦男が何度見ても気になる前作の数少ない不満点。
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監督の遺作、メモリアルとして受け取るべき作品。作品の良し悪しは不毛。ただ前作愛、永遠ファンYGは、今後リメイクする方に、以下を希望する。犬神家の凄さ(御殿のスケール、住民の崇拝ぶりなど)、スケキヨとシズマの激似具合の強調。財産相続殺人劇にふさわしい「巨大な相続金額」「嫡男の詳細」に関係する周辺情報がさすがに不足。
市川崑監督の三十年振りのセルフ・リメイク作品!角川映画の衝撃の第1彈を松嶋菜々子らの新castでリフレッシュした現代版なんだ。用いたフィルムの性質も前作とは違うのだろうー。石坂浩二の私立探偵・金田一も、加藤武らも流石に月日の流れを感じさせたが…。二作を比べると映画創作の秘密が分かるかも。市川監督の意欲作品何だね!
普通に面白かった。 みたことない人は一度くらい見てみるのもいいかも?
キャストがやたら豪華。
まっじに怖かったo(__*)o映画みてからお風呂に一人ではいるのが怖くなった!でもさすがミステリー!話のないようゎとてもよかった◎
印象の薄い人物が次々と出てきて、誰も殆んど何もしないうちに事件が通り過ぎていく。脚本と演出にほぼ変更がないようだが、あの時代、あのキャストだから合っていたので、せめて昔の脚本の欠点は解消して欲しかった。獄門島、悪魔の手毬唄に比べ、個性を発揮できなかった作品だから、リメイクでどうなるか期待していたのだが。