県庁の星 感想・レビュー 6件

けんちょうのほし

総合評価4.2点、「県庁の星」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
なし
投稿日
2024-06-24

※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]

しかしフジテレビ製作の映画だから、説明過多のお子様向け的な
映画に仕上がった。
山本薩夫のような辛口を期待してはいけない。

わざとらしい、「ここで盛り上げれ!」と指示されているような音楽、わかりやすいお笑い、ラストのスーパーの査察がうまくいった後の、みんなで親指を立てて祝うところのわかり易い演出。
とにかく説明過多なのだ。

テレビと違って、チャンネルを替えられる心配はないのだから、そんなにびくびくしながら演出しなくてもいいと思うのだが。
ラストのスーパーのシーンだが、あんな風に親指立てたりはしないと思うよ、普通は。
目配せだけで充分だと思う。
その辺のさりげない演出、というものをもっと勉強して欲しいと思う。

そんな感じで一事が万事、説明過多、わかりやすすぎ、オーバーアクトの連続だ。

前半の野村が、スーパーに来て戸惑うところなど、もう少し抑えたトーンでもよかったのではないか?

他にも出世コースから外れた野村が、雨の中で泣くと演出の意図が透けて見えて、見ていて照れるんですよ。
言葉は悪いが、演出が「子供向け」に思えてくる。

そして、ラストで織田裕二が「改革とは組織を変えることではなく、そこにいる人の意識を変えることなのです」と丹波哲郎もびっくりの大演説をする。
そして、織田の改革案は、知事が検討してくれることになるのだが——–。

しかし、最初のスーパーでのドタバタから、雨の中で織田裕二が泣くシーン、そして織田の演説まで予告編で観ていたので、この映画は、八割方、予告編で見せてしまっていた。

さすがに全て「めでたしめでたし」に収まる結末ではなくて、少しホッとした。
あのまま全部「めでたしめでたし」になっていたら、私は怒ったかも知れない。
現実はそんなに甘くないのだから。

県庁のラウンジで、無料だったエスプレッソが1杯100円になり、改革は少しづつだが、始まっているという希望で終わる。
全く希望のないラストでもよかったような気がしますけどね。
世の中、そんなに甘くはないのだから。

P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2024-06-24

海沿いにある某県。ここでは総工費200億円の老人介護施設の計画が持ち上がっていた。
しかし「箱モノ行政」との市民団体からの批判もあり、批判をかわすために、「民間のノウハウを勉強する」という名目で、県庁の若きエリート職員7名が民間企業へと研修に行くことになる。

野村聡(織田裕二)もそんな一人。しかし彼のいった先は、三流スーパー満天堂。
しかも研修担当者は、パートの女性(柴咲コウ)。
野村は県庁の時と同じく、何でもかんでも規則、決まり事、マニュアルで押し切ろうとするのだが——–。

今世間では改革が大流行だ。
「改革」と叫べば、なんでも正しくて金になる。
しかも世の中の人は、公務員が嫌い、憎たらしい、諸悪の根源、いつかギャフンと言わせたい、と考えている。
そういう時流に乗っ取ったタイムリーな映画が「県庁の星」だ。

P.N.「けん」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2006-04-13

正直あまり期待してなかったが、予想以上におもしろかった。織田裕二と柴咲コウの配役もぴったりで最後まで見入ってました。

P.N.「みう」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2006-03-25

面白かった!当たり前と思ってる日常を考えさせられました。見ていて気持ちのイイ映画でした。少し大人の恐さも感じましたが…続編もありそうな感じですね☆

P.N.「デニ-ロさま」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2006-03-06

織田裕二が新しい役に挑戦していままでにない新しい味をだしてました。続編があってもよさそうな映画でした。柴咲コウもよかったよ。がんばれ!

P.N.「みえピット」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2006-03-03

織田裕二の大ファンで見に行きました。スーツ姿、スーパーのエプロン姿、白衣姿どれも似合ってました☆柴咲コウとのやりとりも絶妙~最高によかったです。ぜひオススメ♪

最終更新日:2024-07-04 16:00:01

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