ONE LOVE ワン・ラブ 作品情報
わんらぶ
バンド、フリーダム・シティを組む音楽を愛するカッサ(キマーニ・マーリー)たちのもとに、音楽コンテスト開催の知らせが届く。賞金は2万ドル、しかも、有名なセレクターG(ウィンストン・ベル)のスタジオでレコーディングできるとあって、バンドはいろめきたった。一方、厳格な牧師(ウィンストン・ストナ)を父にもつセリーナ(シェリーヌ・アンダーソン)も、教会のゴスペル・グループのシンガーとして、コンテストを目指していた。同じグループのアーロン(アイドリス・エルバ)と婚約している彼女は、どこか結婚に不安を感じたまま、神を讃える歌を歌っていた。コンテスト応募用のデモテープを作るスタジオで偶然出会ったカッサとセリーナ。セリーナの歌声にすっかり魅せられたカッサは、自分のバンドで歌ってくれないかと誘いをかける。しかし、父は異教徒との交際を許さず、ゴスペル以外の歌を歌うことを固く禁じられているセリーナは、カッサの歌に魅力を感じながらも、それを歌う勇気はない。そんなある日、フリーダム・シティのデモテープを聴いたセレクターGが、彼らの歌を気に入り、契約を持ちかけてきた。ところが、セレクターGの強引なやり方に反発したバンドは契約を拒否すると、セレクターGは彼らの曲を盗み、手下を使ってバンドを襲わせた。家を抜け出してきたセリーナの手助けで、なんとかセレクターGからデモテープを取り返したカッサだったが、今度はセリーナとの仲に嫉妬したアーロンがカッサに麻薬密売の汚名を着せ、カッサは刑務所に拘留される。この事件がきっかけで気まずくなったカッサとセリーナ。セリーナ結婚は間近に迫っていた。信仰を越えた愛の行方は……?
「ONE LOVE ワン・ラブ」の解説
ジャマイカでラスタファリズムを信仰する青年が、厳格なクリスチャンの家庭に育った婚約者のいる女性の歌声に惚れ込み、恋をしていく様を描いたラブ・ストーリー。監督は 「クラッシュ:ウェストウェイ・トゥ・ザ・ワールド」で2003年にグラミー賞を受賞したドン・レッツ、「Dancehall Queen」(未)の リック・エルグッド。出演は、レゲエ・ミュージシャンであるボブ・マーリーの息子でシンガーのキマーニ・マーリー、女優・シンガーとして活躍する「Dancehall Queen」(未)のシェリーヌ・アンダーソン、「戦争のはじめかた」のアイドリス・エルバ。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2006年9月2日 |
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キャスト |
監督:リック・エルグッド
ドン・レッツ
原作:イヴォンヌ・ドイッチマン 出演:キマーニ・マーリー シェリーヌ・アンダーソン イドリス・エルバ ヴァス・ブラックウッド カール・ブラッドショー アレックス・ローゼン ウィンストン・ストナ ウィンストン・ベル マイケル・ホルテージ ルーク・ウィリアムス クリス・ダレー ケリー・バレット ベリア・エスピュ |
配給 | アートポート |
制作国 | ジャマイカ ノルウェー イギリス(2003) |
上映時間 | 96分 |
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